2025年末に1年半のコンセプト成熟契約で9社が検討中
契約9社以外に、11社が最後まで提案可能との幅広すぎ検討中
依然として第1弾との違いや第2弾の目指すところが不明なお話
同時に同大佐は、2025年末に契約した9社以外に、広く11社にも今後のCCA第2弾選定の過程で(自費)提案可能とする形を維持していると改めて説明し、「このアプローチにより、競争的開発を促進し、空軍は最終案を選んで製造に入る直前まで、多様なアイディアに門戸を開いて最適な評価につなげることが可能となる」と説明しています。
Helfridge大佐はまた、「構想洗練契約はあと約10ヶ月残っており、より完成度の高い設計構想となることを期待」、「デモ試作に進む案は6つ程度と想定も、様子を見たい」、「構想洗練契約外の企業が、後の段階で参入してくる可能性もある」、「米空軍として最大限の学びを追求したい」とも語った模様です。
第1弾CCA選定は、今年6月に最終候補だった「Anduril案YFQ-44A」と「General Atomics案YFQ-42A」の両方が低レート量産に進むことが決定し、7月中旬にAnduril社は量産ライン立ち上げとAMRAAM発射試験実施を発表し、7月20日の週には両機種とも将来母基地(ネバダ州Creek空軍基地)で実施された数日間にわたる機動展開演習に参加し、試験基地以外の環境での運用確認と同演習に参加した他部隊の参加者にCCAが披露されたと米空軍が写真付きで公表したところです
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CCA第1弾と第2弾の目的の違いは不明確です。過去の幹部の発言では、「第1弾」は「空対空戦闘を目的とし追加ミサイル等を搭載」、「操縦者要求が強い出撃1回で発射可能兵器数増」、「敵に対処を迫る」、「セミ自律型戦闘機開発」と説明される、「無人ウイングマン」イメージそのもの機体です。
しかし第2弾に関しては、前政権時は「第1弾より高性能」を目指す姿勢だったのが、現政権では「より安価」「多様な可能性を視野」との「ボンヤリ」状態です。少なくとも公開情報では・・
第1弾部類のCCAに関しては、豪州とボーイングが開発中の「MQ-28」が7月初旬まで米空軍主催のアジア太平洋演習Valiant Shieldに参加して、F-15EX、F-22、F-35等と編隊飛行を披露するなど、「AndurilのYFQ-44A」や「General AtomicsのYFQ-42A」と併せ、米空軍から「空軍として無人機活用に積極的に取り組んでるよ!」との「アピール発信」が「痛いほど盛ん」です
また調達面でも、「多数の企業を最後まで競争」させたり、「既存の軍需企業だけでなく、広く新興企業にも門戸を開いてます」アピールに必死ですが、ウクライナの革新的ドローン運用や対イラン作戦での教訓から、米国防省文民指導者や米議会や(米空軍OB以外の)専門家から、「米空軍はドローンをどのように活用するのか?」との「矢のような質問」を「山ほど浴びている」米空軍
が、「苦し紛れに情報を出している」ような気がしてなりません。
第2弾で候補機種が多いのは、「どのように活用するか」が曖昧でボンヤリしている証拠だと思いますし、繰り返し申し上げてきたように、CCAの迅速かつ大量導入をアピールしている米空軍ですが、例えば対中国作戦時に西太平洋地域で、「どこの拠点に」「どのように輸送し」「どのように組み立て」「どのようにして維持整備し」「どのように空中給油して」「どのように作戦運用するか」等に関し、全く目途が立っていないのが現状だと思います
最近のCCA計画関連
「第1弾は2機種とも製造へ」→https://holylandtokyo.com/2026/06/22/15028/
「第1弾Andurilが空軍と試験」→https://holylandtokyo.com/2026/04/24/14570/
「価格は想定以下可能」→https://holylandtokyo.com/2026/04/02/14325/
「?突然新機種YFQ-48A発表」→https://holylandtokyo.com/2026/01/15/13510/
「第1弾2機種が地上試験開始」→https://holylandtokyo.com/2025/05/09/11488/
「第2弾は安価低性能」→https://holylandtokyo.com/2025/04/30/11421/


7月28日、米空軍の無人機ウイングマン計画(CCA:Collaborative Combat Aircraft)のTimothy Helfridge調達担当責任者(大佐)が記者団に、2025年末に9社と契約し、約1年半後の2027年5月末まで「構想洗練:concept refinement」段階にあるCCA第2弾検討は順調に進んでおり、27年半ばまでに「最大6つの案」が次の段階である「デモ試作」に進む可能性があると明らかにしました。