9月15日から17日の間で開催されていた米空軍協会(AFA)総会で、F-35製造メーカーであるロッキード・マーチン社が「F-35の現状」を示す3枚のチャートをプレゼンに使用したようです。
これまでも細切れにご紹介してきた内容ですが、チャートになると「一目瞭然」なので、ご参考までに紹介します
ただ、本ブログのスペースにチャートを掲載するには縮小せざるを得ず、結果、細部が確認できない大きさになります。
大きな見やすいチャートは以下の記事に
→http://intercepts.defensenews.com/2014/09/the-current-status-of-the-f-35-in-three-charts/
理想的な「F-35事業計画」チャート
●国防省とロッキード・マーチン社が現在想定している理想の予定表
●短期的リスクは、エンジン火災に端を発するエンジン改修問題。今年年末までに改修エンジンのプロトタイプが出来なければ、運用開始時期の遅延につながる恐れ
●長期的には、「予算の強制削減」によるF-35調達予算削減の恐れ。調達数が減れば単価が上昇し、海外需要を含めた調達数が更に減少し、価格がまた上がる「死のスパイラル」に
現在のF-35配備状況チャート(機種別・基地別・国別)
●フロリダのエグリン基地49機、テキサスの工場に21機など、全米8箇所に配備され各種試験や要員の訓練が開始されている。
●将来的には、Luke空軍基地が100機以上を引き受けて要員養成の一大拠点となる予定
2014年の主要到達目標チャート
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特別新たな情報はありませんが、見やすいと思いご紹介しました。
大きな見やすいチャートは、引用元を当たって下さい
→http://intercepts.defensenews.com/2014/09/the-current-status-of-the-f-35-in-three-charts/
「F-35事業計画」チャートと、日本のF-35導入計画チャートを並べて掲載し、比較しようと思ったのですが、昨年も今年の防衛白書にも「F-35」関連の事業計画表は掲載されていません
おそらく、後々変更を迫られることが予期されるので、怖くて掲載できないのでしょう・・・