2022年も米空軍輸送機で陸自空挺団540名が降下訓練

昨年の「Airborne 21」に続いてご紹介
今年は映像付きです!!!
日米共同の力を示し「抑止力」強化に地道な努力

Airborne 22.jpg1月31日付米空軍公式webサイトが、1月25日から26日に日本で実施された「Airborne 22」演習を取り上げ、米空軍横田基地所属のC-130輸送機など13機が、陸上自衛隊第1空挺団の大規模空挺降下訓練を支援し、陸自空挺隊員540名と100個の梱包装備品パッケージを、横田基地から富士演習場に無事輸送&投下したと紹介しています

昨年「Airborne 21」として3月上旬に実施され、米空軍公式webサイトが「日米間で行われた史上最大の兵員&物資空挺投下」、横田基地第374空輸航空団が数か月前から機体整備計画を調整し「最大出撃態勢」で支援したと紹介した日米共同訓練のビックイベントでしたが、2022年もウクライナで国際情勢が緊迫する中、昨年とほぼ同規模で実施されています

Airborne 22 3.JPG細部を見れば、2021年は横田基地所属機12機のみで空挺降下を支援しましたが、2022年は横田基地所属機11機に加え、テキサス州Dyess空軍基地所属機2機が応援に駆け付け、計13機体制でこの空挺訓練支援を遂行しています

演習の流れも昨年と同様で、1日目の1月25日に約540名の陸自第1空挺隊員を横田基地から「Camp Fuji」の降下ゾーンに輸送&投下し、翌26日には「水・燃料・食料・弾薬」を想定した補給物資パッケージ約100個を同じエリアに投下しています

「USA Military Channel 2」が紹介の13分半の映像

今年の「Airborne 22」について記事は参加部隊の声を報じていませんが、昨年は「保有機の80%以上の12機を出撃可能態勢」とするため相当入念な準備を要した横田輸送機部隊にとっての1大イベントで、「この演習を通じ、多数機を数日間にわたり連続出撃させる経験を積むことができた。しかも日本との共同演習で、比類なき抑止力能力を示すことができた」と指揮官の言葉を伝えていました

Airborne 22 4.jpg日米間の作戦計画に、米空軍C-130部隊による陸自空挺団の輸送支援が含まれているとは考えにくく、また日本を取り巻く戦略&戦術環境で、第1空挺団が空挺降下して活躍する場面が思い浮かばないのですが、西太平洋地域で中国に押されっぱなしの日米両軍ですから、抑止力強化のため・・・との表現になるのでしょう

相対的戦力では対中国で厳しい状態にある西太平洋地域ですが、地道な努力が続いていますので、現場の隊員の皆さんの努力に敬意を表し、今年も「Airborne 22」演習をご紹介しました

昨年の同演習と横田C-130関連記事
「米空軍C-130部隊が総力で陸自空挺団500名降下支援」→https://holyland.blog.ss-blog.jp/2021-03-14
「横田のC-130はH型からJ型へ」→https://holyland.blog.ss-blog.jp/2018-07-07
「横田C-130部隊も富士山が好き」→https://holyland.blog.ss-blog.jp/2012-06-12-1

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