17日、夏の特別講義と題した米空軍内の講演会で、パネラーの米空軍兵站部門の退役将軍がタイトルの発言を行い、18日米国防省HPの空軍関連ニュースとしてトップ記事で報じられました。
当該発言は米空軍兵站センターの元Directorであったコナー氏によるものですが、堂々とHPで紹介されるあたりは、国防省による「のろし」でしょうか・・・
コナー氏は、米空軍には変わるべきところと変わらない部分がある、と前置きし、
●変わらない部分
米空軍が前線の兵士を支援し、そして効率的な軍を追求し続けること。
●変革に備えるべき点・受け入れるべき点
米空軍の縮小と機体小型化。より少ない航空機数と航空機の小型化、との表現を使用しました。ただし、10~15年のことではなく、長期的な流れであるとも述べていますが・・・
●無人機計画に備えよ
先頃公表された2047年までの無人機プランをよく吟味し、ISRだけでなく、空中給油機、爆撃機、輸送機等々への無人機拡大に備えよ。
同講演会のパネリストとしてコナー氏と並んで登場の現役オクラホマ兵站センター司令官Gillet少将は「民間企業との間の、人材獲得・人材開発競争のただ中にある。」と述べ、リクルートの重要性を強調しました。
空軍の改革は待ったなしです。
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