ドイツのスパングデール基地(Spangdahlem Air Base)から「ほのぼの」(?)な話題です。
航空機にとって、特に離着陸時の最も緊張する時間帯に鳥や動物が機体に衝突するのはとても危険です。ましてやエンジンに小動物が吸い込まれ、低高度でエンジンが停止するようなことがあれば、大惨事につながりかねません。米国防省HPの記事より
そんな中、ドイツ所在の米空軍基地ではFalcon(ハヤブサ又は鷹)を使用した小動物退治を行っています。
本職が精密機械部品製造のRonald Leuさんは、第52施設隊にも所属し、週2~3回同飛行場でFalconを使用した「作戦」を展開しています。
元々幼い時から動物好きで、4歳頃から絵本を通じて鳥に興味を持ち、9歳で最初の鳥を飼い始めたLeuさん。この仕事を始めて10年の経験があるそうです。
Ronald Leuさん曰く・・
●飛行場に毎日来るわけではないけれど、基地に来ない日も毎日Falconの世話や訓練をしている。
●Falconの主な獲物はカラス、ウサギや他の小鳥だが、猫は結構爪で抵抗するからやっかいだ。ポイントはFalconが獲物を捕まえてもあまり食べさせないこと。腹一杯になると外の獲物に興味をなくすから。
●やっかいな猫退治が得意なのがこのRosie(写真)だ。こいつは大事にしないといけない。飛行場の安全への貢献度ナンバーワンのFalconだ。
●falconの訓練には約1ヶ月が必要だが、それよりも短くて住むFalconもいる。
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鳥対策は世界の飛行場の「頭痛の種」ですが、このような対処法は初めて聞きました。世界に普及するか!?
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