写実絵画の専門美術館

初夢はご覧になりましたか?
お正月なので、ゆったりな話題で参ります・・。
2010年11月3日に千葉市緑区に開館したホキ美術館は、日本初の写実絵画専門美術館で、そのコレクションは館長保木将夫が収集した写実絵画作品、約300点から成っています。
Hoki2.jpg最近、テレビ等で取り上げられる事が増えてきましたが、そのこだわりと収蔵作品にHolylandも感じるところがあり、同美術館のWebサイトを引用させていただきながらご紹介いたします。
同美術館のサイト→http://www.hoki-museum.jp/about/index.html
Hoki.jpg写実絵画とは、画家が見たままにその存在を描いた作品で、1年に数点しか描くことができないほど、画家が時間をかけて1枚の絵と向き合い、こつこつと緻密につくりあげた作品です。
先日NHK教育テレビで、写真家の桐島ローランド氏を案内役にした美術館の紹介番組がありましたが、その中で館長の保木将夫氏が「世の中が不安定な時期ほど写実絵画が好まれる・・・」との分析をされていました。
同館のWebサイトでは・・・
●写実絵画の魅力とは何でしょうか。その世界を目の当たりにすると、絵は、現実以上に多くのことを語っているのを感じていただけるでしょう。
日本で、写実の作品を見る機会はまだ多いとはいえません。ホキ美術館が、ゆっくりと作品を鑑賞していただける「癒しの美術館」になることができればと・・
●またワイエスやスペインのロペス、リチャードなど、みな亡くなって世界に写実の画家がいないのです。そうすると今、日本だけなのです。私はこれまで世界各地の美術館を見て歩きましたが、なんといっても日本人は細密画が得意だと思いました。
●美術館の建物は(保木将夫氏の)コレクションのために設計されました。この美術館を「写実の殿堂」にしたいと考えています
Hoki3.jpgなお、館長の保木将夫氏は、同氏が設立したホギメディカルの会長です。同社は医療用不織布製品、滅菌用包装袋(メッキンバッグ)及び各種医療用キット製品を扱う東証一部上場のトップメーカーだそうです。
外房線の土気(とけ)駅から徒歩20分の静かな場所に、地上1階、地下2階の三層の計500メートルにわたる回廊型ギャラリーが建設されています。
地下2階部分は、ホキ美術館のための描きおろしを中心とした代表的な写実絵画作家の100号以上の大作「私の代表作」が展示されています。
上記のWebサイトは良くできており、展示作品や画家、そして建物についてかなり勉強できますちょっと遠いですから、サイトでご確認後、気が向いたら訪れてみては・・・
所在地
〒267-0067 千葉県千葉市緑区あすみが丘東3-15
東京駅から電車で50-60分:JR横須賀線・総武線 千葉駅乗換、あるいはJR京葉線 蘇我駅乗換、JR外房線土気(とけ)駅下車
開館時間
月・水・木・土 /10:00~18:00 金 /10:00~19:00 日・祝 /10:00~17:00
休館日は火曜日(ただし火曜日が祝日の場合、開館。翌日休館
入場料
大人/1500円 高・大学生・65歳以上 /1000円 中学生以下/無料
hoki1.jpghoki2.jpg
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