6日、米空軍の第7航空団司令官の交代式、つまり在韓米空軍司令官で、韓国国連軍副司令官で、在韓米軍副司令官で、更に米韓共同軍空軍司令官の交代式が行われました。
韓国ネタが続きますが、時期が時期ですのでご紹介します。
新しい司令官Jan-Marc Jouas中将は
●F-4及びF-16パイロットとしての典型的な経歴
●前職は太平洋空軍司令部(ハワイ)の作戦計画部長であり、朝鮮半島や中国軍の動向についても熟知の即戦力
●また、2004年から06年までの間、嘉手納基地の18航空団司令官を務めており、日本についても素人ではない
●米空軍全体のISRを統制するISR Agencyの副指揮官を06年から2年間経験しており、「新たな戦い方」への問題認識もあり
●統合職として、統合参謀本部議長の特別補佐官や欧州NATO担当チーフを務めている。
●1979年空軍士官学校卒(推定54歳)、陸軍の指揮幕僚大学卒、ハーバード国際問題研究センターの客員研究員
Jouas中将(同日中将へ昇任)は就任式で
●いつ如何なる場所で戦いが起きようとも、我々は伝統を受け継ぎ、即応体制を維持して敵を打ち破る。
●これまで朝鮮半島の防衛のために注がれた全ての兵士の犠牲を忘れることなく、既にベストな統合軍である我が軍を更に改善していく所存であり、それを国家が求めている。
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←左の写真は、太平洋空軍司令官のノース大将から部隊旗を受け取る新司令官Jouas中将です。
退任する前任者のレミントン中将のスピーチによれば、Jouas中将がレ中将の後任になるのは3度目とのこと。米空軍もこの辺りのクラスになると「レール」があるんですかねぇ・・・
まぁ、経歴は朝鮮半島の指揮官に相応しいモノと思いますので突っ込むのは止めましょう。
非常にお若く見えますが、緊迫した時期ですのでJouas中将にはよろしくお願いいたします。
「1/2米中衝突シナリオを基礎に」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2011-12-28
「2/2米中衝突シナリオを基礎に」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2011-12-28-1
「補足米中衝突シナリオを基礎に」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2011-12-28-2
「韓国の米軍再編は順調」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2010-03-27
「在韓米軍司令官の交代」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2011-09-04