4日付「Voice of Russia」web記事によれば、3日プーチン大統領は、外国人がロシア軍に契約で勤務できる制度を定める大統領令に署名したようです。
人口減少とウクライナ等で揉め事が増える中、ロシア軍は慢性的な人員不足に悩まされており、「ロシア語が出来る」外国人を募集するそうです
4日付「Voice of Russia」web記事
●4日、法律情報に関する公式サイトに掲載された文書では、一般的に認められた原則、国際法の規範、ロシアの国際条約、ロシアの法律に従って、外国人兵士が戦闘状況および武力紛争下における課題の遂行に参加することが出来るようになると示されている。
●なお、取調べや裁判を受けていたり、前科が残っていたり、禁固に服している外国人とは、契約を結ぶことはできない。
7日付Defense-News記事によれば
●大統領令によれば、ロシア語を話すことが出来る外国人に対し、5年以上勤務できる制度を設けた模様である
●この制度により、ソ連時代にソビエト領内だった国々からの志願者が期待され、ロシアの海外での軍事行動への投入が予期されている
●例えば、ロシアがウクライナ東部で行っていると言われるウクライナ反政府組織の支援任務や、中央アジアでのロシアの軍事プレゼンス強化のための戦力確保が期待されている模様
●ロシアは昨年12月26日に新しい軍事ドクトリンを発表し、「ロシア国境でのNATO軍事力の拡大が、ロシアにとっての主要な脅威だ」との情勢認識を示している
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どれくらいの数と質の兵士が応募するのかが気になります。
ウクライナ東部のウクライナ人を雇い入れたり、中央アジアの言葉が出来る兵士を雇ったりするのかもしれません
2015年に入り、俄然、欧州の混乱とロシアがらみの話題が増えてきたような気がします
お給料も気になりますね! 日本国籍で応募する人が出てくるかも・・・
ロシアと欧州の緊張高まる
「露軍機と欧州民間機がニアミス」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2014-12-22
「領海侵犯の露潜水艦を追跡?」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2014-10-23