昨年11月の米海軍EA-18Gに続き・・・
トップガン撮影のあの基地で
ネット情報で監視しているこのサイトはすごい!
10月23日、カリフォルニア州の米軍基地(Marine Corps Air Station Miramar)を飛び立った海兵隊のプロペラ初等練習機T-34Cが、「Salton Sea」という海面下にある湖の上を「男性器」を描くようなパターンで飛行したようだとツイッター上で拡散され、当該操縦者らが米海兵隊の調査を受けているようです
「東京の郊外より・・・」をご覧いただいている皆様の中には、ご記憶の方もいらっしゃるでしょう・・・。
昨年11月16日、米国北西部ワシントン州の青空に、近傍のWhidbey Island海軍航空基地を飛び立った空母艦載電子戦機EA-18Gが巨大な男性器を描いたところ、地元の多くの人が目撃し、スマホで撮影したと思われる写真や映像が拡散、地元テレビ局もすぐに取り上げ、あっという間に全米の話題になりました
数日後、米海軍が「無責任で未熟な行動」「全く受け入れられない海軍の中核となる価値観に反する行動」と海軍な操縦者の仕業であることを認め、不快な思いをした皆さんに謝罪すると公式に発表する事態になりました
まぁ・・・大半の人は面白がって、クリスマスシーズンだった当時、商魂たくましい地元企業が売り出した、その飛行パターンを形にしたクリスマスツリーの飾り(8ドル)を飾って「ネタ」にしていたようですから・・・
今回の事案を海兵隊第3航空団報道官は
●米海兵隊所属「Marine Fighter Attack Training Squadron 101」 所属のT-34Cが、ソルトン湖上空で、イレギュラーなパターンで男性器のような経路を飛行した
●どのような背景で、何が行われたのかについて、事実を明らかにすべく調査が行われている
●海兵隊搭乗員は指揮系統の指示に従い、プロ意識と尊厳と威厳を保つ必要がある。海兵隊第3航空団の兵士は、高いレベルでプロの戦闘員として行動することを期待されている。名誉と勇気と任務遂行の意思を価値観の中核として
注目は指摘した「Aircraft Spots」
→https://twitter.com/AircraftSpots
●軍用機の飛行情報を、ほぼリアルタイムでネット上で入手して(?)モニターしているらしく、その情報をツイッターで配信
●10月23日に、米空軍の次期空中給油機KC-46Aが、初めての海外派遣試験飛行で横田基地に飛行する位置情報を、地図上にプロットして発信するなどの活動
●米軍のP-8、RC-135S Cobra Ball、MC-130、KC-135Rなどの特殊作戦機の動きをフォローして航跡図をアップ
●日本付近の米軍機の活動情報アップが多い
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「Aircraft Spots」がどうやって飛行情報をフォローしているのかご説明できないのですが、世の中変化しています・・・
今回のT-34C初等練習機は、EA-18Gのように飛行機雲を引いていなかったはずですが、レーダー航跡をしつこくフォローしている人がいて発覚した事例です。世の中、悪いことできない監視社会になってきました
男性器を大空に描いた海軍操縦者が処分
→https://holyland.blog.so-net.ne.jp/2017-12-02-1