主にフォード級とニミッツ級の空母搭載念頭もDDG等も想定
用途は対水&対地攻撃、対潜戦、対空戦、電子戦、ISR、空中給油、補給空輸
単一機能でも複数機能でもモジュラー型でも
本件を紹介する同日付Defense-News記事は同RFIを、「現在の第4世代空母から、最終的に第5及び第6世代の有人機と無人機で構成される空母へと変化したい、との米海軍の願望を示している」と表現しつつも、「将来の空母航空部隊は、少数の高価格アセットではなく、安価な使い捨てドローンが戦う、昔ながらの消耗戦を想定して作られているようだ」とも印象を報じています。
同記事がRFIから抜粋した提案要望の概要をご紹介
●基本的に「フォード級&ニミッツ級空母からの運用に最適化された、高性能自律型アセット」に対する情報提供依頼も、「駆逐艦DDGや移動式海上基地ESBなどから運用可能な垂直離着陸型ドローンにも関心を有している」とRFIは記載
●どのような提案であれ、現在と将来脅威に対抗する以下の8つの任務遂行に貢献するアセット提案募集。対水&対地攻撃、対潜戦、対空戦、電子戦、ISR、空中給油、補給空輸
●提案ドローンは、single-role platformでもmulti-roleでも、モジュラー型のシステム群(family of systems)でも良いが、手頃な価格で大量生産可能で、かつリスク許容度の高い(ある程度の損耗覚悟な)アセット編成を見極め可能な専門知見を募集
●「当該アセットに対する需要急増時の迅速な生産増要請に対し、どのように対応可能か」と「各アセットの製造単価と維持費を持続可能な範囲に抑制する手法」に関する詳細な説明
●空母や各艦艇が保有する現在の無人機制御システムに対応可能
●特定の要素(at a given spot factor)の戦闘能力において、現第4世代アセットよりも高い戦闘効果を発揮
●攻撃用ドローンは「最低1000nmの航続距離」が必要
●ドローン全般は「飛行自律性(例:空母パターン飛行、甲板走行)および任務自律性(例:任務の随時割り当て&更新、脅威回避、自動空中給油対応)」に対応可能
●「メンテナンス費用を最小限に抑制する手法」や「米海軍の現行のサプライチェーンに如何に適合するか」に関する説明
●提案企業に対し、「提案を成熟させるための計画的な設備投資(CAPX)、又は社内研究開発へのコミットメント」を文書化して提出要求
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Defense-News記事がRFIの印象を表現した「現在の第4世代空母から、最終的に第5及び第6世代の有人機と無人機で構成される空母へ変化したい、との米海軍の願望」や、「少数の高価格アセットではなく、安価な使い捨てドローンが戦う、昔ながらの消耗戦を想定」との言葉から、
提案を期待されるドローンは、「ある程度の損耗は覚悟の上」ながら、「高性能自律型」で、「安価で大量生産可能」で、「需要急増に対応可」で、「維持費やメンテ費が低く」、「第5及び第6世
代の有人機と無人機でからなる空母アセットを構成」する必要があるレベルのものです。
この様に優れた「艦載型の一連のドローンファミリー」の中で、有人機はどのような役割を期待されるのでしょうか? ・・・・・ちょっと想像できませんが、その部分への「決断」や「英断」が最も今必要とされていることだと思います。
ドローン関連の様々な米国防省と米軍動向
「戦略原潜と関連施設の対ドローン対策」→https://holylandtokyo.com/2026/07/15/15181/
「米国防省が権限集約の新部署」→https://holylandtokyo.com/2026/07/06/15146/
「医療ロボット案募集」→https://holylandtokyo.com/2026/05/29/14841/
「MQ-9後継に安価で消耗前提型」→


7月14日付で、米海軍が空母を主に念頭に置きつつも、ミサイル駆逐艦などの艦艇からも使用可能な、様々な任務をカバー可能な艦載型の「一連のドローンファミリー」のRFI(Request for Information:情報提供依頼書)を発出し、8月13日までを期限として関連企業からのアイディアを募集開始しました。
