米軍主要幹部が一斉にコロナ自主隔離

本件に関し19日に米軍高官は、約2週間の自主隔離を終え、先週には米軍高官が複数回のPCR陰性検査を経て、ペンタゴンの職場に復帰したと明らかにしました
PCR検査で陰性判定が出ても、約2週間は自主隔離していたようです
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沿岸警備隊副司令官のコロナ陽性判定で
統参議長と5軍トップ全てが(海兵隊トップのぞく)

Ray3.jpg6日、米国防省Hoffman報道官は、終末から体調がすぐれなかったCharles Ray沿岸警備隊副司令官が5日コロナ陽性と判定されたことから、前週に同副司令官と共にペンタゴンでの会議に参加していた米軍主要幹部が自宅で自主隔離(self-quarantining)に入り、全員がPCR検査を受けていると明らかにしました

同副司令官は、トランプ大統領など出席者に多くの感染者が出た9月26日のホワイトハウスでのイベント(女性最高裁判事候補の紹介)の翌日に、同じホワイトハウスでのイベント(Gold Star Families event)に参加していたということですが、どこで感染したのか等は明らかになっていません

COVID-19 white house.jpg報道等で話題になっているホワイトハウスでの行事の参加者については、既にPCR検査を実施していたようで、6日にHoffman報道官が「自宅で自主隔離」になった対象者としたのは、「ペンタゴンでの会議に参加していた米軍主要幹部」です。相当「密」な会議だったのかもしれません


6日現在で自主隔離状態にあるのは・・・
 Milley統合参謀本部議長
 Hyten統合参謀本部副議長
 McConville陸軍参謀総長
 Gilday作戦部長(米海軍トップ)
 Brown空軍参謀総長
 Raymond宇宙軍作戦部長(宇宙軍トップ)
 Hokanson州軍司令官

 Nakasone米サイバーコマンド司令官
 Thomas海兵隊副司令官

COVID-19.jpg6日時点でこれら米軍幹部の中に体調不良者はいないということで、PCR検査の結果さえ出れば直ぐにでも通常の体制に上記指揮官たちは復帰するのでしょうが、いずれも多くの人と仕事で接する指揮官たちであり、「濃厚接触者」の調査が各軍で行われているようです

同報道官は最後に、米軍の即応態勢や作戦遂行能力には何の影響もないと強調しており、実際そうだとも思いますが、米国や米軍の中枢に忍び寄る「コロナ:COVID-19」の怖さを感じます

注意しているはずの陸上自衛隊の女性自衛官集合訓練で、大量の感染者が出たケースも報じられており、皆さま油断は禁物です!!!

 

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