米陸軍の自殺者が継続増加

militaryonesource_02.jpg17日、米陸軍の本年1月の自殺者(調査中で疑いのあるものを含む)が正規兵で12人、予備役で15人となり、昨年12月のそれぞれ10人と7人から増加しており、自殺防止への取り組みをより「Sharp」なものにしていくと担当フィルブリック大佐が語りました。
同大佐は、これまで取り組んできた各種施策が懐中電灯の明かりだとすると、今年はより焦点を絞ったレーザーライトのような方向の施策に移行していきたいと語り、「シャープ」な施策を表現しました
掲載しているロゴマークは、一般的な相談窓口ではなく、いままさに死を考えている人やそのような人を知っている人用の緊急窓口のものです。事態は深刻なようです。
昨年2009年1年間の自殺者数は160人で、記録が残っている1980年以降では最悪な数字となりました。
「我々は経験のない未知の領域に入っている。兵士やその家族は素晴らしい忍耐力を示しているが、彼らの忍耐の限界と限界を超えた場合の結果について、我々は何も知らない」(09年10月26日ゲーツ国防長官)
(付録)
「QDRから日本は何を読みとるべきか」
  → http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2010-02-07
QDRにおける対中国の新作戦構想に関する部分(Holyland推定
   → http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2010-02-05
「Joint Air-Sea Battle Conceptは平成の黒船」
  → http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2010-02-09

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