注意!! → Holylandを防衛研究所の菊池茂雄氏や高橋杉雄氏と勘違いしている人がいますが、他人です。大変迷惑しています。「はてなアンテナのvon-mansteinさん」には訂正をお願いし、修正していただきましたが・・・。
導入当時、低空侵入可能な戦略爆撃機だったB-1B爆撃機が、就役後25年経った今、核任務をはずれてアフガンやイラクでCAS(近接航空支援)で活躍しています。
他の大型爆撃機(B-2、B-52)がGlobal Strike Commandの所属になってICBMと共に核任務も継続して担う一方、B-1はAir Combat Commandに残って新たな任務に頭を切り換えてがんばっています。
記事は →http://www.af.mil/news/story.asp?storyID=123201467
26日付米空軍HP記事でのB-1部隊指揮官の大佐によると・・・
●我が部隊が今まかされているのは、CAS(近接航空支援)、特殊なISR、それに武装威嚇飛行である。
●通常高度2万フィートで35トンの多様な兵器を搭載しながら哨戒する。もし地上部隊から支援の要請があれば、数分(in minutes)で対応できる。
●在空能力が高いため、空中給油機の支援をそれほど必要としない。アフガンは程良い大きさの国で、必要に応じあちらこちらに急行することができる。
●実際に攻撃するだけでなく、その巨大な機体と低空高速飛行能力を生かし、相手を威嚇するためにも使用している。
機種の特徴を生かすだけでなく能力向上も・・・
●スナイパー高等照準ポッド(Sniper advanced targeting pod)を中央軍司令官の要求に基づき最近搭載し、より精密な攻撃が可能になった。
●学校やモスク近傍の目標を攻撃する際の付随的被害を極限するために、レーザー兵器を搭載する検討が始まっている。先ほど開発責任者が同機に乗り込み、限られたコクピット内にレーザー兵器操作措置をどのように配置するかを調査した。同兵器は2014年のプロトタイプ搭載を目途にしている。
テキサスのダイエス空軍基地とサウスダコタのエルスワース空軍基地で計66機が現役として所属しているそうです。稼働率は下がっているのでしょうが、まさかアフガンで低空飛行するとは思わなかったでしょうね・・・。
世界の空軍を牽引してきた米空軍はどんどん変わっています。後戻りできないところまで・・・。他国はどうするのでしょうか・・・・。
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