10日付「DOD Buzz」が報ずるところによれば、General Atomics社がジェットエンジン搭載の残存性が高い次世代プレデター無人機を開発中とのことです。
General Atomics社のアメス開発部長によると、同社は米海軍の空母搭載無人偵察攻撃機(Unmanned Carrier Launched Airborne Surveillance and Strike (UCLASS))及び米空軍の長距離攻撃プログラムを目指し、2009年4月初飛行を経てPredator C又はAvengerの開発を継続しているとのこと。
その性能及び売りは・・・
●400ノットで20時間は飛行できる航続力。3~6000ポンドの搭載能力
●完全なステルスではないが、機体形状や電波吸収剤塗装により「見えにくい」工夫
●5万フィート以上を飛行し、電子戦や衛星の代替も視野におく
●地上装置等は現有プレデターの装備をそのまま活用可能
●ステルス性向上のため兵器等は内部格納で、エンジン排気口も工夫されている。
●合成開口レーダーSARやF-35搭載の目標照準システムを搭載
●UCLASS提案バージョンは翼が折りたたみ可能で着艦フック等を装備
MDAミサイル防衛庁もその性能に関心を示している模様です。その他、各種情報機関、英国等々が関心を示しており、「マーケットは飛躍的に拡大しており、需要は数百単位になろう」とアメス氏は述べています。
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