米軍戦闘機ボスが6世代戦闘機を語る

FaxxNavy.jpg俗に米空軍の航空戦闘コマンド(ACC:Air Combat Command)司令官は戦闘機パイロットのボスと呼ばれていますが、現司令官のMike Hostage空軍大将が30日朝にCSISで講演を行い、質問に答えて6世代戦闘機について触れたようです
以前、ドンリー空軍長官に同様の質問が飛んだ際は、長官は「そんなことを考えている余裕はない」と反射的に答えた後、「各種要素技術については継続的に研究しているが・・・」と国防省関係者らしい模範的な解答をしていました
→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2011-02-21-1
Hostage司令官の発言もほとんど中身はないものの戦闘機操縦者のボスですので「明るさ」を秘めた説明ぶりになっています。
ACC司令官は質問に答え・・・
HostageACC2.jpg●現在の国防省のスケジュールからすると、2030年までに次世代戦闘機が必要になる
●第6世代戦闘機がどのような性能を保持するかは決まっていないが、第6世代戦闘機を定義する特徴が何になるかを検討し始めている
●それらの特徴が何であるかはまだ明らかではないが、「game-changing」な能力であり、注意深く吟味している
何が6世代かを見極めて確定する取り組みを今から開始している。なぜなら見極めて実現するには膨大な時間を要するからである
●特定の一つの技術だけを見ているわけではない。複数の興味深い技術の組み合わせが「game-changing」な能力を生み出すのだろう
cyberStuxnet.jpg●第6世代戦闘機が素晴らしいからと言って、他の空軍戦力の必要性を消すわけではない。計画中の長距離爆撃機など「family of systems」と呼ばれる鍵となる計画依然として必要である
たった一つの兵器で、何でも何処でも何時でもできるようにすることは不可能である
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誰が司令官に質問したのか不明ですが、よく質問したものです
でもドンリー空軍長官のように「そんなことを考えている余裕はない」と言わなかったのは立場上立派なんでしょう・・・
「ドンリー長官が6世代戦闘機を」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2011-02-21-1

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