14日、シュワルツ米空軍参謀総長はナッシュビルで行われた州空軍代表大会で演説し、米空軍の3つの優先事業について語りました。
●優先第1に次期空中給油機の決定
確固たる提案要求書を本年末までにメーカーに対し出し、2010年後半には最終的な契約を結ぶ。「州軍の皆さんにも今後大いに関与していただく(大きな拍手)」
●第2に戦闘機の更新
発言をそのまま引用すると「5世代機が入手可能な時代に、どうして4.5世代戦闘機に限られた資源を配分できよう? 現有の空軍戦闘機のアップグレードに金を使い、F35から早計に手を引くことは国家としての誤りである。これは誤ったアプローチである。F22は航空優勢獲得任務にはオーバースペックだが、F22とF35と無人機を含む他の航空機との組み合わせが望ましい。州軍と正規空軍の間の機種の配分にも配慮していく」
「空軍は変化し続ける。全ての戦闘機部隊が現在の任務を維持し続けるとは限らない。無人機に任務をゆずるものも出て来るであろう。空軍の皆がその変化に備えなければならない。」
●第3に長距離攻撃能力
「我々には突破力を持つ攻撃能力が必要である。打ちっ放しの弾道ミサイルだけに頼るわけには行かない。B2爆撃機の運用のように、この面では予備役と州軍と正規空軍の間に強い関係を築けている」
空中給油機はなかなか決まりません。戦闘機はF35の調達を削減して、現有機種のアップグレードですまそうとする動きがあるのでしょうか??? アフガンへの投資拡大で、空軍戦闘機はますます苦境に直面か・・・目が離せません
コメント