米軍で働いて米国籍取得の式典

090910-N-2855B-141b.jpg10日米国防省の中庭で、ゲーツ国防長官や国土安全保障省長官などが列席する中、31名の米軍制服を着た外国人の帰化を認めるセレモニーがありました
式典でのゲーツ長官の言葉によると、2002年の政府指示により、外国人が米軍に服務することで米国への帰化資格が直ちに得られるようになり、これまでに約5万人の男女がこの制度で帰化の資格を得たそうです。しかし一方で、100名の帰化後作戦中に無くなっているとのことです。
本制度が採用された当時、つまり911直後は、多様な文化を理解する必要性が米軍内で叫ばれ、具体的には語学力や各地域特性を知る即戦力を期待して外国人の採用を促進した経緯がありました。
10日のセレモニーに参加したのは20カ国から31名で、その出身国はバングラディッシュ、中国、エクアドル、ガーナ、ハイチ、インド、イラン、ジャマイカ、リベリア、メキシコ、モロッコ、ネパール、ニカラグア、パキスタン、セネガル、フィリピン、韓国、スリランカ、ベトナム、英国でした。
セレモニーに参加したリベリア出身の海兵隊員は、2007年にイラクで襲撃にあって負傷の経験があるとのこと。またイラクで衛生兵として勤務し2度の勲章受賞歴がある女性兵士は「3年間まって帰化できて嬉しい」と述べています。
911追悼セレモニーの直前に、世界中の若者からサポートされていることをアピールする狙いでしょうか・・・。31名が本年の帰化兵士全員なのかどうかは言及されていません。今はもしかして人気が低下しているかも・・・

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