7日、アフガニスタンでの戦い(不朽の自由作戦:OEF)開始後ちょうど8年目を迎えたこの日、米国防省のモレル報道官は、今後のアフガニスタン政策について、オバマ大統領以下主要な軍幹部を含め7日と11日に会議が行われること、情報漏洩を警戒し非公式な文書を用いること、約800名の兵士がアフガニスタン関連任務で犠牲になったこと等を述べました。
一方・・・質疑応答の中で、示し合わせたかのような質問があり、概要以下のようなやりとりがありました。
記者 : 80億円の予算で進められていた、大型バンカーバスター(地中貫通弾)の開発は どうなっている? イランを意識したものか?
モレル : 地中貫通弾は、強固な防護施設や地下施設に保管されている大量破壊兵器や 関連システムを無効化するための兵器で、現在3万ポンド(13.6トン:GBU-57)の通常弾頭爆弾を開発中である。数ヶ月後(in the coming months)に使用可能になる。特定の目標があるわけではなく、現在の世界情勢から我々が必要と考えたものを開発しているのである。
現在保有のバンカーバスターは、最大でGBU-28が5千ポンド(2.2トン)爆弾ですから、それと比較すると約6倍の巨大なものです。冷戦当時は核兵器で対応しようとしていましたが、非現実的でもあり、通常爆弾タイプのものが用途に合わせて開発・使用されている模様です。
しかし、さすが3万ポンドとなると巨大(開発段階の公表写真)です。B2爆撃機が腹に一発だけ抱いて隠密理に侵入し、高空から投下するイメージのようです。
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