川柳は、江戸時代を生きた柄井川柳(からいせんりゅう 1718年-90年 柄井八右衛門の俳号 左の肖像画)という人の名前から来ています。巷の優れた川柳を集めた『誹風柳多留』の選者として名が知られるようになったとのことです。(HPドクター川柳より http://www.doctor-senryu.com/index.htm)
温暖化と言われつつも予想を裏切るこの冬の寒さ・・・。厳しいのは寒さだけではないようですが、ここはおめでたい建国記念日ですので、川柳のユーモアで行きたいと思います。
恒例第23回第一生命の「サラリーマン川柳100選」から、Holylandの独断で最優秀イレブンを選択しました。
お仕事や日常生活にお疲れの際、ご活用下さい。
FW(政治レベル)
膏薬(公約)は ツボを外して 効き目なし 春が来た
エコカーで ETCで 無駄走り 読み人知らず
攻撃型MF(職場レベル)
おやじギャグ 何度も言うな 聞こえてる ひつじこ
気をつけろ ブレる上司と キレる部下 中間管理職
ほめ上手 君なら他社で がんばれる 紙風船
マスクして 咳して上司 遠ざける 小林一緒
守備的MF(自己レベル)
同窓会 お前幾つと 聞く友よ 若年寄
かかったぜ 新型インフル ぼく若い 還暦
GK(家庭レベル)
ただいまは 犬に言うなよ オレに言え さらば地球
おかえりと 笑顔で言われ 身構える 窮鼠
つきつめて 理想の父が 犬になり いじまろ
江戸の頃は「子が出来て 川の字になり 寝る夫婦」など、今より素直な句が多かったようです。 また柄井川柳の辞世の句、「木枯らしの 後で芽を吹け 川柳(かわやなぎ)」など定型詩としての強さを感じます。
Holylandは自分で創る才覚がありませんが、過去のサラ選から好きなのをひとつ
→ 「もう一軒 あの粘りが 生かせない」
あらためまして、本日は建国の日(紀元2670年)。その起源は・・・
「辛酉年の春正月の庚辰の朔に、天皇、橿原宮に即帝位す。是歳を天皇の元年とす。」
(『日本書紀』巻第三神武天皇)
(付録)
QDRにおける対中国の新作戦構想に関する部分(Holyland推定)
→ http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2010-02-05
「QDRから日本は何を読みとるべきか」
→ http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2010-02-07
「Joint Air-Sea Battle Conceptは平成の黒船」
→ http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2010-02-09
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