2017-05

ふと考えること

日本導入グローバルホークの悲劇

20日付現代ビジネス電子版に、東京新聞の半田滋氏が「アメリカのぼったくり兵器の押し売りに、ノーと言えない防衛省」とのタイトルで寄稿しています。 半田氏に反感を持つ防衛省職員や自衛隊員は多いでしょうし、この寄稿にも恣意的に誇張した推測や憶測や...
米空軍

U-2偵察機は引退せず:RQ-4と共存へ

23日、米国政府の2018年度予算案が公開された事を受け、米空軍省の予算担当次官補代理James Martin少将が行った説明会見で、2015年に一度退役の方向が決定され、RQ-4グローバルホークを後継機とする事が決まっていた有人高高度偵察...
亡国のF-35

F-35計画の新リーダーと米空軍F-35調達の将来

25日、国防省F-35計画室長にMathias W. Winter海軍中将が就任し、約5年間にわたり同室長を務めてきたBogdan空軍中将が6月の退役に向け退任しました。 本日はWinter海軍中将の就任あいさつをご紹介しつつ、併せて3月に...
Joint・統合参謀本部

トランプ政権初の航行の自由作戦

アジア安全保障会議に向けたアジアへのアピールか? 今後の同作戦の推移にご注目! 25日、昨年10月を最後に中断していた南シナ海における「航行の自由作戦」がトランプ政権下で初めて行われ、中国側もトランプ政権を試すかのようなコメントを行っていま...
マティス長官

米国防省予算案:相殺戦略の技術革新予算は確保か

23日、米国政府の2018年度予算案がメディアに公表され、様々な形で報道され始めています。全般には、国務省の海外援助予算が1000億円以上削減されている事が目立つ以外は、国防省予算に関してはオバマ政権時の方針のほぼ延長と捉えられています。 ...
亡国のF-35

送別:国防省F-35計画室長の最終インタビュー

詐欺まがい:数年後価格上昇で付加的経費も発生へ お疲れ様で・・・見送りたかったのに・・・ 25日に国防省F-35計画室長を離任し、6月に退役することになっているChristopher Bogdan空軍中将が、米空軍協会機関誌との離任インタビ...
サイバーと宇宙

商用宇宙データも国家宇宙防衛センターNSDCへ

19日、米空軍宇宙コマンドJay Raymond司令官と米戦略コマンド宇宙作戦司令官であるDavid Buck空軍中将が、下院軍事戦略軍小委員会で証言し、この夏にも一般宇宙関連企業の保有する商用宇宙関連データも国家宇宙防衛センターNSDCで...
安全保障全般

米カナダ貿易戦争:カナダがF-18を人質に

18日は米カナダ貿易戦争の開戦日か!? 18日、ボーイング社が米商務省に対し、カナダの航空機メーカーによる旅客機の米国売り込みが不当ダンピングだと訴えたことに対し、カナダ外相がボーイング製FA-18購入計画(18機)の見直しを示唆して激しく...
Joint・統合参謀本部

トランプ大統領:空母を値切って砕氷艦増強!?

17日、トランプ大統領が沿岸警備隊士官学校の卒業式に出席し、これまで削減方針を示していた沿岸警備隊予算の関連で、現在稼働する砕氷船が1隻しか存在しない現状に鑑み、40年ぶりに砕氷艦を新規建造し、その後も隻数を増やすと語りました またこれに併...