戦没者のお墓にリース飾りを捧ぐ

Wreaths AA2.jpg12日、今回で24回目を数える民間プロジェクト「Wreaths Across America」の一環としてアーリントン墓地のお墓に寄付とボランティアに支えられた「リース飾り」が供えられました。
このプロジェクトは、1992年にある花屋さんが花輪をアーリントン墓地に献花したことを切っ掛けに、全米で75万個の花輪を兵士の墓に献花する規模を目指すまでに広がりを見せています。
花輪は1つ15ドルの寄付で購入されており、毎年寄付の数が増えていると言うことです
本イベントの発起人で、自ら「リース飾り」製造会社(Worcester Wreath Co.)を経営するMorrill & Karen Worcester夫妻は、寄付で準備されたリースを前に、ボランティアや寄付に感謝を述べると共に、「そこにあるのは墓石ではない。それらは戦いに倒れ、息を引き取った英霊を表しているのだ。我々に自由を与えてくれた英霊達だ」と語っています
本プロジェクトの歴史と経緯は・・・
Wreaths AA5.jpg●1992年、メイン州で花輪会社を営んでいたMorrill Worcester氏が、クリスマスシーズン終了間際になっても在庫になっていた花輪5千個をアーリントン墓地に献花したのが始まり
●その後もWorcester氏は10年以上にわたり、毎年花輪をアーリントン墓地に献花していたが、特に注目を集めることもなかった
●Worcester氏の行為が注目を集めることになったのは、2005年のこと。米空軍のカメラマンが偶然眼にした光景をネット上で紹介したところ、あっという間に支持者が広がり、NPOである「Wreaths Across America」が2006年に誕生した。
その後プロジェクトは発展し
2008年には、全国300カ所で計10万個の花輪が
2009年には、全国400カ所で計15万個の花輪が6万人以上のボランティアにより
2009年には、全国500カ所で計22万個の花輪が世界各地の米軍人の墓に
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同プロジェクトは、将来的に国中のそして世界中の米国兵士の墓に花輪を捧げられるようになることを目指しているようです
「Wreaths Across America」のwebサイト
→http://www.wreathsacrossamerica.org/
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このような活動が自然と出来る「普通の国」になりたいものです・・・。
もちろん・・このようなお墓が増えないことが一番ですが・・・。
同プロジェクトの紹介記事
「2013年」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2013-12-17-1
「2010年」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2010-12-13-1
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