映像「B-2爆撃機についてあなたが知らない5つの事」

B-2Whiteman.jpg本日は、現存する唯一の大型ステルス機B-2爆撃機を紹介する映像です
当初は100機ほど生産する予定だったものが、価格高騰で20数機しか製造できなかったという「反面教師」でもある機体です
ステルス性と長距離爆撃能力、更に20トンもの兵器を搭載できる能力を備えた世界唯一の兵器システムで、映像では1機1600億円と紹介しています
B-2爆撃機についてあなたが知らない5つの事
第1に、B-2が作戦行動をする際は、平均30時間以上も連続飛行する。これまでの最高は、アフガン作戦で米本土ミズーリ州の基地からアフガン往復の44.3時間の連続飛行作戦である
B-2restart.jpg第2に高度な「Fly-by-wire」システムの活用。ステルス性を追求するため、機体と翼を一体化した形状をしているため、飛行中の機体の安定を保つことが非常に難しい。それを克服するため、機体の制御をコンピュータに計算させ、電気的信号で操舵する方式を高度に実現した
つまり、操縦者は所望の飛行数値を入力し、コンピュウータが機体を実際に制御する
第3に、高度なステルス性。レーダー波吸収素材とその形状から、レーダー反射面積はテニスボール1個分しかない。またエンジンの排気熱を抑制するため、機体の奥に埋め込んで、吸気口や排気口からも赤外線が漏れにくくなっている
第4に、25年の歴史の中で、1機のみが離陸時の事故で失われている。グアム基地から離陸しようとした同機が、現地の湿気が原因でピトー管関連部位に水分がたまり、高度速度センサーが正常に作動しなかった事が原因(事故の映像有り)
第5に、2人乗りのB-2爆撃機操縦者について。これまでB-2に搭乗した操縦者数は、宇宙に行った宇宙飛行士より少ない600名弱現時点でB-2を操縦できるパイロット数は公開されていない

Military.comによる映像で紹介シリーズ
「AK-47について知らない5つのこと」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-02-28
「原子力潜水艦を2分間で紹介」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-02-07-1

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