F-35:共同開発国トルコも脱落へ!?

Turky.jpg11日、F-35共同開発国9カ国の一角であるトルコ国防省の調達機関が、計画していた最初の2機のF-35購入を延期すると発表しました。
トルコ国防省の担当次官は理由を「現在の開発状況と上昇し続ける価格」と説明し、「航空機の性能が未だ期待するレベルに無い」とも明らかにしました。
一方で同時にF-4とF-16戦闘機の後継として100機を購入する長期計画まで変更したわけではない、とも付け加えました。
F-16 Turkey.jpgちなみに米国を中心とするF-35共同開発国は、英、カナダ、伊、オランダ、豪、ノルウェー、デンマーク、トルコの9カ国で、イスラエルと日本が後から購入を決めたところです。なお韓国は検討中。
トルコが再考を開始したことで、米国を除く共同開発国は全て、購入計画を白紙・縮小・延期または再考する状態になっています。
日本だけがおとなしく、「粛々」と「言い値」で4機の購入を決めているわけです。
人類史上最大の兵器開発計画でありながら、開発は遅れ、経費はうなぎのぼりで、最終的な見通しが全く立たない失敗事業ですが、「Too big to fail:規模が大きすぎ、影響も大きすぎるから今更止められない」状態に置かれている「亡国のF-35
F-35FrontB.jpg一転して小野寺防衛大臣が「動的防衛力」の構築容認に軌道修正したようですが、日本の新政権F-35をどうするつもりでしょうか??? 
カテゴリー「亡国のF-35」
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