13日、ゲーツ国防長官が管総理、前原外相、北澤防衛大臣と会談し、北澤大臣と共同記者会見を行いました。
しかし・・・米国防省HP記事に登場したのは、「長官はNK挑発行為の防止の必要性を強調」とのタイトルの記事1本だけ(13日21時現在)。
しかも・・・その記事の約6割がNKに関するゲーツ長官の会見発言で、中身も中国での記者会見で述べたのと同じです。言葉遣いまで・・・
そして付け足し程度に・・・
●日本の首相等と会談し中国訪問について説明した。
●日本側とミサイル防衛や各種共同施策(海賊対処、災害対処、人道復興支援、アフガニスタン支援)等の更なる発展について議論したこと。
●日本側から新防衛大綱について説明があり、ゲーツ長官が「米軍のプレゼンスを含む同盟の重要性を再確認するforward-thinkingな document」と評価したこと。
●前回作成から5年が経過した同盟の「vision statement」をアップデイトする必要があること。
●沖縄駐留の米軍の移転についても話し合ったこと
●14日に慶応大学で日米同盟に関するmake a major speechをすること
以上についてメモのように箇条書きしてました・・・さみしい・・・
NKの件は何か差し迫った兆しでもあるのでしょうか・・・直前に北澤防衛大臣が韓国を訪問して準備までしているし・・・。当然と言えば当然でしょうが・・・・。
慶応大でのmajor speechに期待しましょう。
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日本のマスコミによると、ゲーツ長官は日本のF-Xに、F-35とF/A-18とF-15の3機種を推薦したそうです。
全くポリシーを感じないメニューですね・・・
ゲーツ長官の胸の内を推測すると・・・
●戦闘機・・戦闘機・・と、日本人が猛烈に欲しいと言うから、米国軍需産業も喜ぶので、松竹梅の3種類を用意しました。資金援助のつもりで買って頂戴。
●それにしても・・・戦闘機ばかりにお金使って大丈夫なの?? もっとしっかり考えた方が良いんじゃない? まあ、僕は米国のことを中心に考えるから、あんまり突っ込まないけど・・・
●CSBAによる「日本の戦闘機を増強する」との提案は、資金援助を受けてる軍需産業の要請を組み込んだモノじゃないかな・・・たぶん・・・
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