驚きの飛行映像:超小型ヘリ?飛行

「驚きの飛行映像」の前に・・・・
シャングリラ演説は5日の午前中になりましたので、個別会合等の模様を少し前座で・・・
Shangri-laBN.jpg4日、シャングリラ・ダイアログの全体会議前にアジア主要各国の国防相との「バイ」会談を行ったゲーツ長官は、「各国個別の話題についても話し合ったが、すべての国に対し、アフガニスタンへの治安権限委任と米軍の撤退開始に向けての鍵になるアフガン警察や軍隊を教育訓練する人員の差し出しを依頼した。訓練に当たる人材が依然として不足している。」と会談後語りました
全体会議前の個別会談は、インドネシア、NZランド、ベトナム、韓国、インドの各国防相やカウンターパートと行われ、特に「世界最大のイスラム国であるインドネシアからのアフガン訓練支援は、イスラム国間の支援という点で、まさに象徴的に重要である。」とコメントしました。また「今日は支援に関するコミットメントは得られなかったが、どの国もその重要性は理解してくれた」と語りました。
gatesKOREA.jpg
個別会談の締めは韓国です。ゲーツ長官は・・・
●私は韓国国防相に2点申し上げた。一つは韓国国民に対し、我々の同盟は効果的に韓国の安全を確保するであろう点。もう一つは、両国の協調した対応は(北朝鮮の)更なる挑発的な行動を抑止し、必要ならばいかなる挑戦にも対応することである。
(参考記事)
「(その2)シャングリラ・ダイアログに向けて」
  → http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2010-06-03
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PennUV2.jpg米国の有力軍事サイト「DEFENSE TECH」(自称、国防省員が最も頻繁にアクセスするサイト)が紹介したYouTube映像をご紹介します
恥ずかしながら、Holylandは直接YouTube画面を貼り付ける手段を勉強しました。下の「ナマ画像」をお楽しみ下さい
映像は、ペンシルベニア大学の研究所(General Robotics, Automation, Sensing and Perception (GRASP) Lab )が作成した、十字架に4つローターを付けたような小型の飛行物体(Quad-rotor micro air vehicleまたはQuadrocopter)で、ヘリコプターというには動きがあまりにも機敏で小回りが利きます。
PennUV.jpg●敏捷に連続横転が可能
●かなり細いスリットをすり抜けることが可能
●壁面のマグネットに着陸可能で、離陸も可能
●小型ながら極めて安定したホバリングが可能
同研究所の手短な説明は「precise aggressive maneuvers」(精密で過激な運動)とその様子を描写し、「この大げさに見える表現以外に適当な言葉が見つからない」と、研究機関らしからぬ「弾んだ」表現で説明しています。
GRASP.jpg
数多くの装備品開発実験に立ち会っている「DEFENSE TECH」の主催者も、「これに小型爆薬を装着できれば、建物内部、トンネル、洞窟、都市の谷間にも神風攻撃を仕掛けることが可能だろう」とはしゃいでいます。
しかし小型飛行物体のメカニズムについて細部説明がないために、同サイトのコメント欄には驚嘆のコメント共に、「実験室内の複数の照明ランプが姿勢を判断する信号になっているのでは」、「遠距離で操作できるのか」、「GPSが妨害を受けたら終わりだろう」等々の斜に構えたコメントも寄せられています。
「DEFENSE TECH」の当該記事ページhttp://defensetech.org/2010/06/03/mean-looking-quad-rotor-micro-air-vehicle-performs-%e2%80%9cprecise-aggressive-maneuvers%e2%80%9d/

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