先週13日から米国を訪問していたアフガンのカルザイ大統領ですが、米国防省は13日にゲーツ長官との会談とアーリントン墓地慰霊を、14日には何と101空挺師団訪問とスピーチ、更には兵士家族との接触をスケジュールに組み込みました。
「性根まで腐敗している」「アフガン復興の最大の障害の一つ」と言われ、直前まで今回の訪米中止を求める声が米議会で挙がっていたカルザイ大統領ですが、米国防省は形式的な墓への献花でなく、兵士の功績とその犠牲を墓石の前で説明して「心を入れ替えるよう」迫ったようです(推定)。
米国防省の精一杯の試みでしょうが、カルザイもなかなかやります。101空挺師団でのスピーチの後、フェンスを盛り越えて兵士や家族の元に近寄り、真摯に礼を述べ愛嬌を振りまきました。
ホント、この人が911事案後に登場したときは世界中が驚き、大いに期待したのですが・・・
5月15日付 AFPによると・・・
●世界のアヘンの9割を供給するアフガニスタンの今年のアヘン生産が大幅に減少する見込み
●減少の理由としては・・・、
一部地域で降雨量が多く、別の地域で干ばつが起きたこと
小麦などの作物の種子の無償提供
食用作物の価格が良好
一部地域でケシを襲った謎の病気などがあるという。
●謎の病気については、一部の農家が米国と英国による化学薬品の散布によるものだと批判しているとの報告もあるが、国連薬物犯罪事務所(United Nations Office on Drugs and Crime、UNODC)は真菌類による植物の病気である可能性が高いと述べている。
●UNODCのコスタ(Antonio Maria Costa)事務局長は、この病気がアフガのケシの約半分に広がった可能性があり、同国の2010年のアヘン生産量は最大で25%減少するかもしれないと語った。
これは色んな噂が立つでしょうね・・・しかし不思議です。世界中で蜂が死んだり、スズメが減ったり・・・
「嘉手納から有事早々撤退?」
→ http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2010-05-13
「Air-Sea Battle Conceptの状況」
→ http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2010-04-23-1
「(Ver.2)QDRから日本は何を読みとるべきか」
→ http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2010-04-01-1
「QDRから日本は何を読みとるべきか(Ver.1)」
→ http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2010-02-07
「どんな兵器を:Anti-Access環境対応」
→ http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2010-03-04
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