(10月1日サイバーコマンド正式運用記念の記事)
「サイバー司令官、国家への警鐘」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2010-09-24-1
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16日、米軍サイバーコマンドの立ち上げの最終段階として、議会に認可されればサイバーコマンドを隷下に持つことになる米戦略軍(Strategic Command)のチルトン司令官(空軍大将Kevin P. Chilton)らが議会で証言しました。
チルトン大将は、細部への言及を避けつつも、昨年国防省のネットワークに「重大な侵入があった」とことを例に「サイバー戦線は我々の最も未熟な最前線である」と同コマンドの必要性を訴えました。
サイバーコマンドは昨年6月にゲーツ国防長官が設置を決心し、米国防省内のネットワークの運用と防衛の任を負う統合軍となります。米国防省は88ヶ国に展開する約4000の施設を結ぶ15000ものコンピュータネットワークを運用しており、米軍の効果的で迅速な運用はこのネットワークなしでは考えられません。
昨年6月のゲーツ長官の決心以来、米4軍はサイバーコマンドの設置を見越し、それぞれの軍種が抱えていた人材や部署の統合に向けた準備を進めてきている様です。
新司令官に予定されている現NSA長官のアレクサンダー陸軍中将(Lt. Gen. Keith B. Alexander)は大将に昇任してNSA(National security agency 写真)長官と兼任になる予定です。
サイバーコマンドの「売り」の一つは、サイバー分野の「攻撃」と「防御」がこれまで別々になっていて連携の妙が発揮できなかった反省を踏まえ、「攻撃」を担当している?戦略軍隷下の統合世界ネットワーク作戦タスクフォース(Joint task force for glabal network warfare)を運用統制下に置くことのようです。
サイバーコマンドは、ワシントンDCの北東約45kmのフォートミード陸軍基地内(NSAも所在)に設置されると言われていますが、米国防省HPの記事は具体的な場所については今回は言及していません。
近々正式な発表があるでしょう。
「米軍サイバーコマンド道遠し」
→ http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2010-04-16
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