B52が豪で遠距離の近接航空支援訓練

090921-F-9768W-004.jpg21日から22日にかけ、グアム島に展開中のB52爆撃機が、13時間もの連続長距離飛行の後に豪軍の前方航空統制官(JTAC:Joint terminal air controller)の指示を受け、豪領内の射爆場で近接航空支援(Close Air Support)の訓練を行いました。
演習名は「緑の稲妻(Green Lightning)」。参加したのは先ほど復活編成されたばかりの第96爆撃隊と同じくバークスデール基地所属の第21爆撃隊です。
●B52が近接航空支援?
Holylandの年齢になると、近接航空支援の訓練???豪軍の統制官との訓練???となってしまいますが、B52は戦略爆撃機だったんですが、湾岸戦争ではじめて低空からの近接航空支援ミッションに参加し、その後も柔軟に任務の幅を広げています。2001年10月のアフガン攻撃の際もB52が飛行機雲を残してCASに当たっていました。当然コアリションの支援も・・たぶん
090922-F-9768W-002.jpg>>>●</strong>なぜオーストラリアで?
米空軍HPの記事では、中尉クラスの操縦者が「太平洋軍司令官の意図である関係国への支援能力を示すことができよかった」「太平洋地域の他国軍との連携を強化できてよかった」と述べていますが、豪大陸でこのような任務が必要になるとは考えにくく、そうなると・・・・・
戦略核運用部隊の建て直しが重要な課題であるため、Global Strike Command関連記事は多いですが、いろいろ考えてしまいますね・・・。

コメント

タイトルとURLをコピーしました