きのう本ブログの中で触れましたが、7日発売の米経済誌Forbesが発表した恒例の米大学ランキングで、並み居る有名校を退け、陸軍士官学校がトップを獲得しました。フォーブス誌のサイトはこちらhttp://www.forbes.com/2009/08/02/colleges-university-ratings-opinions-colleges-09-intro.html
陸軍士官学校は昨年8位からの躍進ですが、昨年1位のプリンストン大学が2位、カリフォルニア工科大学が3位、ハーバード4位、イェール9位、スタンフォード10位、MIT11位などです。
軍学校並びでは、空軍士官学校が7位、海軍士官学校が30位とがんばっています。
同誌によれば、ランキング算定は
25%・・・・・・・・約400万人の現役学生・教員による評価
25%・・・・・・・・卒業生の「紳士録」名簿への登場数と卒業後の所得
20%・・・・・・・・4年での卒業時の平均負債額
16%・・・・・・・・4年での卒業率
その他・・・・・・・卒業生による著名奨学金やノーベル賞など獲得比率
メディアの報道は学費無料の貢献が大きい点を強調していますが、それは昔から継続していることで今年に始まったことではありません。やはり全米の大学生間の評価や卒業後の各界での活躍が評価されているように感じます。
今の世の中、安全保障や軍事について知り語れなければ常識的な判断はできませんし、そのような視点が社会の各層のリーダーに求められているのでしょう。
ウォール街で稼いでいる人に対する評価がこの調査方法からすると低いこともあるのかも知れません。
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