犬飼基昭・日本サッカー協会会長の著書「今日、有効な戦術が明日、通じるとは限らない」(宝島社新書700円)を読みました。
サッカー協会内でいろいろ物議を醸したり、ネット上でサッカーファンから批判されていることが多い方なので、どんな突拍子もないアイディアが満載なのかと「怖いモノ見たさ」に書店で立ち読みを始めたところ、「ふむふむ、なるほど」だったので買ってしまいました。
まず秋春制移行についての考え方が良く分かりました!これはやらねばならないと思います。反対している方も再考をお願いいたします。
また、現協会の会長さんですから、オシム・岡田路線を支持し評価するのは当然かもしれませんが、見本・目標としてスペイン代表をあげているところに納得させられました。
スペインは長く国内の分離独立運動等、国内の融和が難しい環境にあったが、国としてユースの時代からチームの一体化に取り組み、国民全員が一緒に応援できるチームに成長させたこと。また、体の小さい選手が多いにも関わらず、その豊富な運動量と献身的な個々のプレーを徹底させることにより、昨年の欧州選手を獲得したこと等を理由に挙げ、日本の目指す方向と説明されています。特に日本チームの運動量アップを要求されています。
HolylandはFC東京の長友選手が好きで、マンチェスターUTDの悪ガキ・ルーニーが守備・攻撃両方に懸命に走る姿に感動したりする人などで、大いに納得しました。(無論パク・チソンのがんばりにも涙もろいです。)
5月23日発売の「湯気がほやほや」本です。これ読んで土曜夜のウズベキスタン戦を応援しましょう!!
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