安全保障全般

安全保障全般

NATOリスボン首脳会議

19日からリスボンで開催されるNATO首脳会議は、米国の安全保障政策上の一つの大きな山といえるでしょう。先月14日にゲーツ国防長官とクリントン国務長官がNATO本部を訪れ、関係国とその下準備をしてきたところです。
安全保障全般

「国防より組織防衛」

月刊誌・文藝春秋の12月号に、表題のコラムが掲載されました。「霞ヶ関コンフィデンシャル」というお役所人事を分析する欄で、文藝春秋の人気コーナーの一つです。中身は防衛計画大綱での陸上自衛隊による増員要望への痛烈な批判です
安全保障全般

米中間選挙と国防政策

中間選挙での民主党大敗が、米国の国防政策にどのような影響があるのかが気になるところですが、極めて断片的ながら、勢力が逆転した下院の中の軍事委員会の状況を伝える記事が「military.com」にありましたのでご紹介します。
安全保障全般

空母削減 英軍縮計画

英国有力紙TelegraphやFinancial Timesを引用する形で、18日付「DOD Buzz」は、強力な緊縮財政策を推し進める英政権が「冷戦後最大の劇的な軍再編」を計画していると報じています。その方向は、いわゆる陸海空の通常戦力を大幅削減し、特殊作戦部隊を増強・・・
安全保障全般

印が露5世代戦闘機300機購入へ

7日、インドのアントニー国防相はロシアのセルジュコフ国防相との会談後に会見し、「インドはロシアから250-300機の5世代戦闘機と45機の多用途輸送機を購入する」と発表し・・
安全保障全般

英国軍に学ぶ経費縮減策

11月号の航空関連月刊誌「航空情報」が、奈良原裕也氏による「イギリス軍に学ぶ自衛隊「リストラ」術」との記事を掲載しています。「リストラ術」記事は読者にすり寄らない、時局に適した意欲的な特集として大いに讃えられるべき記事です。
安全保障全般

韓露空軍がホットライン設置へ

9月27日、韓国の統合参謀本部議長(JCS:Gen. Han Min-koo)が会見を行い、韓国を3日間の予定で訪問中のロシア軍総参謀総長マカロフ大将(Nikolai Makarov)との間で相互関係を進展させる話し合いを行ったと発表しました
安全保障全般

北岡伸一氏を支援するには・・・

10月3日付『読売新聞』「地球を読む」に、東大教授北岡伸一氏が「『ノー』と言える防衛政策」との囲み記事を寄稿されています。今後の議論の基礎になると考えましたので紹介し、更に若干個人的意見を補足したいと思います。
安全保障全般

「武器輸出3原則の偽善」

そもそも日本は自分の安全保障のために大量の武器を輸入している国である。にもかかわらず他国が自分の安全保障のために武器を買いたいと言う時にはこれを断ってきた。これは偽善的ふるまいである
安全保障全般

(2/2)「防衛白書」5つの背信

昨日は「Air-Sea Battleの記述無し」及び「日本への負担増要求の記述無し」の2点に触れましたが、本日は後半の3点に参ります