ブログ「東京の郊外より」執筆者の思い
さまざまな環境の変化を受け、日本でも国家の安全保障を真剣に考えるべき時を迎えていますが、残念ながら日本では、偏向されたメディアが未だに力を持っていることもあり、他の世界の人々が普通に接している安全保障に関する情報に接する機会が極めて限られています
このような日本の安全保障に関する「情報」環境下で、私たちはインターネットに支えられたSNSの時代を迎えたわけですが、アクセス数や付随する広告の視聴者数を競うこの世界では、俗に言われる「オタク兵器情報」や、偏向されたメディアが垂れ流すアクセス数や視聴率稼ぎのニュースを「面白おかしく解説する軍事情報」がもてはやされ、
日本人が正しく安全保障を理解するための基礎的軍事情報や、明日の安全保障政策を担う若者が忙しい日々の中でも「軍事や安全保障の基礎」を学び、更に「安全保障感覚の体幹を鍛える」ための情報が皆無に近い状況となっています。
もちろん日本にも、厳しい日本の安全保障関連の情報環境にあっても、安全保障問題に真摯に取り組まれ、現状を打破すべく日々努力されている研究者もいらっしゃいますが、日本の大学や各種の研究機関に所属されてのお立場では、発言できる範囲も限られますし、対外勢力の影響下にあるとしか考えられない日本の左翼勢力の組織的嫌がらせが常態化している現状では、「言いたいこと」や「言うべきこと」の情報発信に限界があるのが実態だとお見受けしております
そんな日本の軍事や安全保障に関する情報環境下、日本周辺の軍事情勢を踏まえ日本の軍事的オプションを問われた時や、日本に軍事的な危機が迫った時、・・・今の日本では、そんな時に求められるオプションの純粋な議論がなされていないのが現状と認識しています。
結果として、残念ながら、ほぼ全ての軍事や安全保障に関する発信が大衆受け、所属組織受けに配慮しながら行われており、純粋に日本の有事や国家安全保障を考察するための情報提供が絶対的に不足しており、「他の世界の人々が普通に接している軍事や安全保障情報」を踏まえた議論が成立していません。
本ブログは、今の日本の安全保障議論を取り巻く諸制約(法的、人的、組織的しがらみ)から一歩身を引き、純粋な視点から日本の軍事的有事に備えたオプションを考える基礎となる、「他の世界の人々が普通に接している軍事や安全保障情報」を、日本の皆さん、特に明日の安全保障政策を担う若者に提供し、忙しい日々の中でも「軍事や安全保障の基礎」を自然と吸収して頂き、日々の記事を通じてあれこれ思索して頂くことで「安全保障感覚の体幹」の鍛錬につなげて頂きたいとの思いからスタートしたものです。
日々の記事では、日本の諸制約から離れ、最も広範な軍事研究や軍事関連情報が配信されている米国発の情報を主にフォローしつつ、アジア太平洋地域の軍事情勢や極東の安全保障問題を中心に世界の軍事と安全保障状況を学んでいきたいと考えています。
これらの情報に日々接し、軍事の基礎を備えた日本の皆様が、国民の権利である選挙権を適切に行使し、更に感性を磨いた次世代の若人が、いつの日か何者にも囚われない日本の軍事戦略や戦術を打ち立て、正々堂々と登場する事を願いつつ・・・
(ブログ「東京の郊外より」を続けている運用者まんぐーすの思いについては、末尾にご紹介する「支援の会」サイトでもご説明させていただいておりますので、ご一読いただければ幸いです)
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【追伸】
2009年から「SO-NETブログ」(現在は、ソネットによる「SO-NETブログ」事業の売却により、「SSブログ」へ強制移住)をプラットフォームとして始めたブログ「東京の郊外より」は、日本で報道されることがない米国防省や米軍の動きをご紹介するため、4500を超える記事を提供してきました。
この強制移住の過程は、「無料ブログ」の不安定さを世に知らしめることとなり、多くの「SO-NETブログ」ユーザーが「SSブログ」から転居していきました。
ブログ「東京の郊外より」のまんぐーすもご多分に漏れず、無料ブログのリスクをまざまざと見せられ、「データ突然消失」の悪夢まで想起することとなり、巷で評判の「WordPress」への引っ越しを行ったところです。
ただ寄る年波、新たなブログへの移行は考えていた以上の労力を要し、遅々として進みません。
加えて最近のブログツールは、SEO偏重の傾向があり、「東京の郊外より」のようなブログとの相性が必ずしも良くなく、「SO-NETブログ」や「SSブログ」と同じような形態で提供することが難しそうで、立ち止まったまま記事の移住が滞っております。申し訳ありません。
特に過去記事URLのリンク設定が単純ではなく、「SSブログ」記事の単なるエクスポート&インポートではリンクが維持できず、約4000の記事を個別に修正する気力もないことから、困り果てているところです。
多少は見苦しくとも、記事のデータだけは残したいと考えてはおりますが、それもどうなることやら・・・
連絡先:holylandholyland@gmail.com 気が向いたらご返事します
太っ腹で、種々ご支援いただける方がいればいいな・・・と思っています。
例えば、「1億円プレゼントするから、あと10年がんばってくれ。記事の内容には口出しはしないから・・」見たいな申し出をお待ちしております(笑)