16日付産経新聞の朝刊が、「ゴルゴ13 人気の秘密」との記事を東京版で掲載しています。
理髪店やラーメン屋や病院の待合室で、時々は立ち読みで、最近はマンガ喫茶やネットカフェでご覧になる方が多いのかも知れません。誰もが一度は目にしたことがあろう超A旧スナイパーの奇跡的仕事ぶりが作品になる現場や裏話が紹介されています。
「ビッグコミック」で昭和43年から40年以上にわたって連載されている人気漫画「ゴルゴ13」。謎に包まれた狙撃手デューク東郷を主人公とするこの作品が、なぜここまで支持されているのか。人気の秘密と製作の裏側を、作者のさいとうたかを氏(75歳)らに取材したようです
10話で終わるつもりが
●単行本は昨年12月に第163巻が発売され、文庫版などを含めると累計2億部以上を記録している。実写、アニメで計3回映画化され、平成20年にはテレビアニメにもなった。また、昨年秋にはハリウッドが映画化権を取得したことが米誌で報じられている。
●さいとう氏は「ストーリーとしては単純なので、10話程度で終わるつもりだった」と連載開始当時を振り返る。「それがずるずる続き、ついにはこんな長期連載になっただけ。青年誌での連載なので、殺し屋が主人公でも受け入れられると思った」という。
設定にはリアリティー
●毎回のエピソードには、スパイ小説を思わせるような大量の情報が詰め込まれている。これについては、さいとう氏の指揮のもと、分業による製作体制に負うところが大きい。
●ストーリー作成は、ビッグコミック編集部が抱える約10人の脚本家集団が担当する。「専業のライターもいるが、元銀行マンや国家公務員、ペットショップ経営者など、副業でやっている人も多い」と西村副編集長。
●脚本はさいとう氏によって厳しいチェックを受ける。「臓器売買など人を不快にさせる題材は嫌い。また、その時代の善悪で書いたものもダメ。作品がすぐに色あせてしまう」と、さいとう氏。「最近はゴルゴ13を読んで育った人も多いので、物語のお約束をきちんと理解してくれている脚本家が多い」とも話す。
用意されている最終回
●脚本と作画に関しては徹底した取材が行われる。かつて、ゴルゴが蝶マニアのターゲットを珍種の蝶でおびき出すエピソードが描かれた際は、「世界で3例しか目撃例がない蝶の羽の裏」を描く必要に迫られ、編集者たちが血眼になって文献をあさったという。
●実は、ゴルゴにはすでに最終回が用意されている。10回で終わるはずだったため、開始当初にさいとう氏が決めていたのだ。
●さいとう氏:「コマの細部まで全部決めてあるが、原稿にはしていない。いつ連載をやめるのかは、僕ではなく、読者と出版社が決めること」 気になるその内容を尋ねたが、さいとう氏は「もちろん、教えられないよ」と答えた。
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各国の情報機関や麻薬組織やダイヤのシンジケート、また南米やアフリカ等々、日本では話題にならないテーマや地域について教えてもらいました。
ゴルゴが特注の武器を依頼する職人や依頼主との連絡方法など、様々な小道具的登場人物や仕組みも長寿を支える原動力だと思います。
映像でご紹介記事
「映像中国空母の建造状況」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2011-05-08
「映像中国ステルス機J-20分析」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2010-12-30
「映像露ステルス機PAK-FA T-50」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2011-06-11
「中国艦載機J-15?」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2010-07-13
「無人ステルス機Phantom Ray」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2010-12-14
「有人無人両用のISR機」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2011-05-10
「スペースシャトル打ち上げ」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2010-12-14-1
「イラン人質救出準備秘話」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2011-05-07
「ハイテク・プロペラ攻撃機」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2011-02-24-1
「デモ映像:垂直離着陸型F-35」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2010-07-12