11月30日付「Defense Tech」が、無人ステルス艦載機のデモンストレーターであるX-47Bが、地上でカタパルト発進試験に成功した様子の映像(約1分)を公開しました。
撮影された日付が正確には記事に記載されていないのですが、恐らく11月30日に行われた試験の模様だと思います
先日、2機存在するX-47Bの1機が、空母トルーマンにクレーンで搭載(26日)されて試験航海に向かう様子をご紹介しましたが、残りの1機も東海岸のPatuxent River海軍航空基地でしっかり試験を行っているようです
「X-47Bが空母搭載試験へ」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2012-11-28-1
基地司令官のDunaway海軍少将は
●我々が本日目撃したX-47Bのカタパルト発進は、海軍航空の歴史に残るモノとなるだろう。海軍航空部隊の新たな時代が始まったのだ
●この海軍航空基地で、60年前に初めてカタパルトが開発された時には想像もしなかったであろう、無人機の空母への導入に向け我々は前進していく
一方で「Defense Tech」記事は
●同基地に設置されている海軍テストパイロットコースの生徒達は、この光景をどのように見たであろうか
●彼らが卒業しても、その働き場所が無人機によって奪われていく様子を想像したのではないだろうか・・・
●映画「Top Gun 2」がこの基地で撮影されたら、そのストーリーはパイロットの悲哀に満ちた姿を描くことになるのだろうか・・・
離陸したX-47Bを見送る試験関係者の「喜びぶり」が印象的な・・