14日、ノルウェー議会は女性徴兵制に関する法案を可決しました。
究極の「男女平等:gender neutral」を追求した前中道右派政権によって提議された女性徴兵制ですが、昨年政権を執った右派政権もその方針を引き継ぎました
写真は現在のノルウェー国防省(Ine Eriksen Soereide女史)
●可決された女性徴兵可能法案は、2016年から有効に
●ノルウェーでは、徴兵対象人口約8万のうち、現在は毎年8千人(自主志願の女性千人を含む)が招集され勤務中
●前政権は、2020年までに女性比率を2割にする目標を掲げていたが、現政権は具体的目標にはコミットする意図はない模様
ノルウェーでは、徴兵対象者が不足しているわけではありません。8万人の対象者の1割のみを、希望程度や身体・心理適正等を加味して徴兵している国です。
従って、この施策は100%「究極の男女平等」を目指してものです
他国で徴兵女性に制服を着せているのはイスラエルぐらいです
本件に関しては、是非、日本のジェンダーフリー推進派の皆さんのご意見を伺ってみたいものです。
関連の過去記事
「ノルウェー:究極の平等めざして」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2013-06-16
「オーストリア徴兵制維持へ」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2013-01-22
「画像:イスラエルの女性兵士」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2012-12-27