貴重映像:ロシア大型爆撃機によるシリア攻撃

ロシア大型爆撃機と搭載兵器を大宣伝!!!
11月17日、ロシアが大型爆撃機を使用して行ったシリア攻撃の映像(プロパガンダ「show of force」映像)です。
Tu-160 2.jpg既に断片的には日本のメディアで取り上げられていますが、本日は「3分11秒」のフルバージョンでご紹介します。
ロシア発表によれば、同日、25機の爆撃機(Tu-160 Blackjackが5機、Tu-95MS Bearが6機、Tu-22M3 Backfireが14機)が参戦した模様です。
使用された兵器は、巡航ミサイル(KH-555)、自由落下爆弾(Su-27に援護されつつBackfiresから投下)、そして新型ステルス巡航ミサイル(KH-101)です。
各爆撃機の操縦席や操作パネル(骨董品レベル!)の映像や、爆弾倉内部から撮影の投下映像地上での兵器搭載作業など、なかなかお目にかかれない映像です!
特に、これら爆撃機に昼夜を分かたぬ対応をされている航空自衛隊の皆様にご覧いただきたい映像です

Backfires, Bears and Blackjacks bombing the hell out of terrorists!Early in the morning on Nov. 17, the Russian Air Force launched 25 heavy bombers against ISIS ground targets in Syria.The aircraft, 5 x Tu-160 Blackjack, 6 x Tu-95MS Bear and 14 x Tu-22M3 Backfire bombers flew round trip missions from airbases in Russia to drop a variety of weapons: both air-launched cruise missiles, like the KH-555 whose remains were recovered in Syria, and free fall bombs, like those dropped by the Backfires, in the somehow old-fashioned carpet bombing (while being escorted by some Su-27s).Actually, the show of force of the Russian Air Force was also an opportunity to test some new “hardware” as the new KH-101 low-observable cruise missile.

Posted by Tejas-India's MRCA on 2015年11月20日

この際、別の4分13秒の映像もご紹介
専門家の意見が分かれているのは、Tu-160 Blackjackの爆弾倉内のロータリー格納装置に搭載されているのが「新型ステルス巡航ミサイル(KH-101)」なのか、本当に使用されたのか、存在を西側に示唆しただけなのか・・・です。
また、巡航ミサイルKH-55らしき空中飛翔映像が、撮影者の喚声と共に紹介されています。


プーチンと言う人物は、面の皮が厚いです! 人の弱みに付け込むことに、なんのためらいもありません
なお、既存の巡航ミサイルKH-55の破片がシリア領内で見つかり、同兵器の使用は確認されたとの事。
映像上だけで「Show of Force」したのではないことが確認されています
他にも、艦艇から巡航ミサイルが発射される映像も出回っています。
シリアで泥沼に落ちるかロシア軍
「シリアでのロシア軍を速報分析」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-10-19
「プーチン:地上戦はしない」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-10-12
「ロシア軍が鉄の壁」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-10-07
「2日連続トルコ領空侵犯」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-10-06
「露軍が領空侵犯に言い訳」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-11-06
「露空軍空爆開始」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-09-30-1
「対ISに暗雲:露軍展開」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-09-21

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