在日米軍が空自救難隊員にメダル授与

皆でほめてあげようよ!!!
Naha Rescue.jpg15日、在日米軍司令官兼ねて第5空軍司令官であるJerry Martinez空軍中将は、勤務地である横田基地からはるばる沖縄の航空自衛隊那覇基地に赴き、米空軍F-15C戦闘機から海上に脱出した米空軍パイロットを救出した航空自衛隊那覇救難隊員の功績で讃え、メダルを授与しました
今年の6月11日早朝6時30分ごろに発生した本事故の原因や、パイロットの階級氏名は明らかにされていませんが、通常訓練の途中で沖縄南方の海上に何らかの原因で緊急脱出した1名のF-15Cパイロットは大けがを負っていた模様で、空自の救難ヘリ隊員が応急措置をしつつ沖縄の米海軍病院に緊急搬送した模様です
一連の救難任務には、空自那覇救難隊の9名の隊員が参加していていたようですが、メダル授与式には3名のみが出席し、後の6名は日本各地で連続発生した地震や台風被害の災害派遣や支援任務で不在なため、後日メダルが渡されるとのことです
米空軍協会webサイトが報じました!
メダル授与式でMartinez司令官は
naha rescue2.jpg●(早朝の緊急事態に迅速に対応して見事に任務を完遂した)航空自衛隊那覇救難隊は献身的な姿勢、プロフェッショナル性、そして固い団結に満ちた部隊である。
●そして何よりも重要なのは、任務にあたって自らの危険を顧みず任務にまい進する隊員たちによって那覇救難隊が構成されていることである
那覇救難隊の作戦能力は、真に驚くほど高いレベルにある。そして構成員である隊員たちは、リスクがあっても、他者の安全と健康に最大限の関心を払える兵士ばかりである
そしてこの救出活動は、日米同盟がこれまで同様強固であることを示すものである
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6月のこの時点で、このF-15の事故は米軍航空機12番目の墜落事故でした。昨年あたりから、米軍全体で航空機事故が猛烈なペースで発生しており、それはそれで大きな問題で、機体の老朽化やパイロットの疲弊、米軍全体の実戦疲れなどが原因と指摘する者もいます
沖縄県知事ならずとも、沖縄メディアに言われるまでもなく、事故の多発は大きな問題であり、事故原因の解明と再発防止に全力を挙げてもらいたいものです。
naha rescue3.jpgでも、那覇救難隊の献身的な姿勢にも、是非スポットを当ててもらいたいものです。
あわせて、沖縄の島々で救急患者が発生した際、患者輸送に陸上自衛隊のヘリが大活躍していることもお知らせしておきます。
沖縄メディアが決して報じない沖縄の自衛隊員の地道な活動を、是非これを機会に知っていただきたいと思います
航空救難団のwebサイト
http://www.mod.go.jp/asdf/arw/index.html
ここ数年の空自航空救難部隊の災害派遣活動記録
http://www.mod.go.jp/asdf/arw/katsudoujisseki/index.html

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