米海兵隊新型狙撃銃MK22 ASRが完全運用態勢に

Mark 22 Advanced Sniper Rifle
全歩兵及び偵察部隊に配備完了で完全運用態勢
前線兵士が簡単に3種の異なる口径銃身に交換可能

11月24日付 Military.com 記事は、米海兵隊が 2020年から歩兵部隊や偵察部隊用の新型狙撃銃として導入開始していた Barrett Firearms社製「Mark 22 Advanced Sniper Rifle」が、全ての対象部隊への配備や操作訓練を完了し、米海兵隊として「完全運用態勢:full operational capability」を確立したと報じています。

MK22の優れた操作性から前線部隊での評価が高く、米海兵隊が予定より1年前倒して!完全運用態勢」を確立したと発表していることもあり、ほとんど取り上げない兵器で基礎知識も不足している分野ですが、クリスマス前のネタ切れ時期でもあり、ざっくりその特徴等をネット情報切り貼り+写真+YouTube 紹介映像でご紹介します

MK22 ASR (Advanced Sniper Rifle)の特長は・・・
●MK22 は従来の同種銃より少し重いが、有効射程距離が最大1,500mで、M40の1,000mや Mk 13 Mod7の1,300mを超える目標に到達可能
●最大の魅力は、異なる3種の口径銃身を前線で兵士が軽易に交換可能なモジュール性。これにより、複数の口径銃を携行することなく様々な状況に対応可能で、兵站支援とメンテ負担も軽減される。3種の銃身により発射可能な弾薬は「7.62×51 mm NATO」「.300 Norma Magnum」「.338 Norma Magnum rounds」などなどの需要旺盛な弾薬

海兵隊導入担当と製造企業担当責任者は・・・
●海兵隊導入担当→海兵隊員は、兵士自身が前線で口径変換が可能で、銃1丁で多様な性能発揮が可能なことを大歓迎している。この新型銃導入で、作戦効率が向上し、部隊兵站や兵士 運搬の負担が軽減される。
●製造企業担当責任者→以前の狙撃銃では銃身交換が不可能だったため、銃身の故障で武器使用が不能となり、任務遂行に直接影響が出ていた。しかし Mk22は銃身故障が発生しても部隊能力が相当程度維持可能と保証している
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「百聞は一見に如かず」であり、以下の映像がお役に立てれば幸いです。まんぐーすの基礎知識不足を隠すためにも・・・

約3分のMk22 ASR紹介映像

約19分のMk22 ASR紹介映像

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