米海軍が水中演習場計画を発表

cable-term.jpg3日、米海軍はフロリダ半島東方の海中に、対潜水艦作戦訓練のための専門演習場を設置する計画であることを発表しました。
演習場の完成は早くとも2014年で、それまでの間に必要な施設の設置(ケーブル、構造物やブイ等)を行う予定で、これまでに実施した環境への影響に関する調査に加え、継続的に影響調査や住民へのヒヤリングを行うとのことです。http://projects.earthtech.com/uswtr/USWTR_index.htm をご参考に。
演習場は、フロリダ半島付根の都市ジャクソンビルの東方沖合に設置され、大きさは縦36km・横47kmで、潜水艦の位置を把握するためのセンサーを海底ケーブルで海底に敷設する模様です。付近一帯は海軍が訓練を行う海域にこれまでもなっていたようですが、水中に特別な区画を設置するとの話はHolylandも初耳です。
Undersea Warfare Training Range (USWTR)と呼ばれる本演習場設置に当たっては、これまでOverseas Environmental Impact Statement / Environmental Impact Statement (OEIS/EIS) との環境影響調査が2005年頃から行われており、自然環境への配慮が実現への鍵になっている模様です。
活動の活発化が伝えられる中国海軍潜水艦の探知訓練をよろしくお願いしたいものです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました