高市内閣人気に紛れ、日本の戦闘機命族は本件を隠ぺいするな!
日本の軍事環境で極めて脆弱な戦闘機になぜ巨額投資なのか!
オールドメディアの皆さん、出番ですよ!
GCAPについては、メローニ伊首相の来日時に行われた高市首相との1月16日の首脳会談で、「GCAPの進捗に満足の意を表明」し「2035年に最初の航空機を納入するという目標を達成することの重要性を確認した」と公表されており、「まんぐーす」も大歓迎の高市内閣への高支持率を
背景として、「責任ある積極財政」政策の中に含まれている予算項目ですが、
イタリアの負担金が3倍増なら、当然日本の負担部分も応分に増額されているはずであり、この点を日本の姑息な「戦闘機命派」が、高市政権誕生のドタバタの中で首相や小泉大臣に取り入り、「高市人気を隠れ蓑に利用」して「不勉強なオールドメディア」の目をごまかしつつ、「国内外のハイエナ軍需産業の言うがまま」予算を要求している可能性がありますので、警鐘の意味を込め「イタリアの状況」をご紹介いたします
伊国防省が議会提出した予算要求概要と見通し
●2037年までのGCAP開発予算(「フェーズ1:概念評価と予備設計」予算と「フェーズ2:完全開発」予算)全体が、2021年時には約1兆円(€6 billion)だったが、現時点で約3兆円(€18.6 billion)に3倍増
●この金額規模が議会承認されれば、イラリアが共同開発国として支出したF-35開発費(€18 billion)を「現時点」で既に超える、同国史上最大の軍事開発計画となる
●正確には、ユーロベースで総額€18.6 billion(約3兆円)の内、既にフェーズ1用の€2billionは承認済みであり、残り€16.6 billionの議会承認を求めるのが今回明らかになった伊国防省案であるが、
●とりあえず近々に承認が必要なのは、残り€16.6 billionの半分強に当たる€8.8billionの承認で、更に残りの€7.8billionは今後の計画の進展を見て追加で議会承認を求める予定
●€8.8billionの検討議論は、イラリア議会上院の国防委員会で1月20日には開始され、1月26日の週に投票が行われる見込み。その後に下院委員会でも審議が行われる。
●メローニ首相が率いる連立政権は両院の国防委員会で多数派を占めており、承認される可能性が高い
●伊議会で野党の「Five Star党」は、「GCAPの重要性は分かるが、予想支出大幅増加が詳細な説明なく提示され、国防委員会が巨額資金を引き出すための銀行ATM扱いされることに、強い憤りを感じる」との声明を出している
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イタリア議会野党の「GCAPの重要性は分かる」姿勢に口出しはしませんし、メローニ首相の力強さには敬服の念しかありませんが、台湾が非対称戦遂行体制への変更に重い腰を上げようとする中で、日本の戦闘機命派(航空自衛隊戦闘機族や同OBや軍需産業など)が、中露と近接する日本の
戦略・戦術環境を無視し続け、日本有事に離陸前に無効化される可能性が極めて高い「戦闘機」超高額プロジェクトを推進する「能天気」を見逃すわけにはいきません
米国が悩んだ末にウクライナに提供した米陸軍の主力である約30両のM1A1戦車は、ロシア軍の1基約5万円のドローン攻撃で全滅し、鳴り物入りで提供した多連装ロケット「HIMARS」も、ロシア電子戦の餌食となって無効化されました。脅威は確実に変化していますし、島国日本も決して例外ではありません。
気持ちが高ぶってうまく言語化できないのですが、中国の弾道&巡航ミサイル数百発の射程内に置かれ、またミサイルを使わずとも容易に機能かく乱が可能な空自飛行場を拠点とする戦闘機への巨額投資見直しは、防衛費見直しの「一丁目一番地」であるべきです!!!
メローニ首相の来日記念記事
「イタリアとF-35訓練Center」→https://holylandtokyo.com/2026/01/19/13718/
GCAP関連の記事
「多様な兵器搭載を」→https://holylandtokyo.com/2025/11/14/13152/
「No2伊代表が語る」→https://holylandtokyo.com/2025/06/13/11826/
「陰然な雰囲気のGCAP」→https://holylandtokyo.com/2025/01/24/10678/
「英が踏みとどまる」→https://holylandtokyo.com/2024/11/12/6529/
「英が見直し検討???」→https://holylandtokyo.com/2024/09/24/6364/
「日英伊がやっと合意」→https://holylandtokyo.com/2023/12/18/5352/
「英伊が日本に:逃げるな!」→https://holylandtokyo.com/2023/02/14/4299/


1月20日付Defense-Newsが、次世代戦闘機を2035年までに日英伊3か国で共同開発するGCAP(Global Combat Air Program)に関し、イタリア国防省が最近議会に提出した共同開発分担金(Concept Assessment and Preliminary Design予算及びFull Development予算)総額が、2021年時点で議会承認を受けていた約1兆円から3倍の約3兆円に膨み、野党から厳しい追及を受けていると報じています