バルト3国エストニアに派遣された英空軍のタイフーンとノルウェー空軍のF-16が、傍若無人にバルト海を飛び回るロシア空軍機に対応し、領空保全のため大活躍しています。
特に7月24日は、大忙しだったようです
7月31日付米空軍協会web記事によれば
●英国空軍の発表によれば、7月24日、エストニアのÄmari空軍基地に展開中の英空軍「Eurofighter Typhoons」1個編隊が、1回の発信で計10機のロシア機に対処した模様である
●英空軍関係者によれば、同タイフーン編隊が順次対応した複数のロシア機は、4機のSu-34戦闘爆撃機、4機のMig-31戦闘機、そして2機のAn-26輸送機であった
●Michael Fallon英国防相は、「本事案に象徴されるように、我が国のバルト海及びバルト3国の領空保全任務への貢献は極めて重要なものであり、NATO同盟国の領空保全への集団としての決意を示すものである」との声明を発表した
●なお7月には、米国カリフォルニア沖40nmをロシア空軍の戦略爆撃機が飛行し、米空軍による対応を受けている
●エストニアやバルト3国の防空のため、英空軍のタイフーン戦闘機は、ノルウェー空軍のF-16と共に本年5月1日にエストニアに展開し、8月まで止まる予定である。
●ロシア軍機が識別装置をオフのママ、飛行計画等を提出すること無くバルト海を飛行し、スクランブル発進の対応を受けたのは、先週だけでも7回に上る。
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他国の領空保全に当たるとは・・・NATOも頑張っています
ロシアもいつまで続くか分かりませんが
激化するロシア軍の動き
「また、6機目の大事故」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-07-15
「航空事故多発の露軍」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-06-13
「米陸軍:欧州への重装備集積を」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-07-16
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