11日、FIFA(国際サッカー連盟)は、年間最優秀ゴール賞となるFIFAプスカシュ賞(Puskás award)の候補10ゴールを発表しました。
プスカシュ賞の候補はファン投票で12月9日までに3つの候補に絞られ、その後更にファン投票を経て2014年1月13日のFIFAバロンドール授賞式にて発表されます。
このFIFAプスカシュ賞は2009年に創設された比較的新しい賞で、1950年代を代表するハンガリーのサッカー選手フェレンツ・プスカシュの名前から命名されています。
選考対象は、前年10月から当年9月までに開催されたリーグ戦やカップ戦、FIFA主催大会が対象。最も優れたゴールをした選手が対象となります。
今回も含め、5回の選考で日本人として唯一ノミネートされたのが、2010年度の横山久美(当時十文字中学高等学校、現在岡山湯郷Belle所属)選手です。2010 FIFA U-17女子ワールドカップ準決勝の北朝鮮戦で挙げたゴール(ドリブルで相手ディフェンダー4~5人を抜き去って決勝点)がノミネートされました。
これは日本人として初めてなだけではなく、アジアサッカー連盟に属する国の選手として初のノミネートで、かつ女性初のノミネートという快挙でした。
映像:横山久美選手の2010年ノミネートゴール!
→http://www.youtube.com/watch?v=qUP_gSF3bts
2013年Puskás award投票はネット上で誰でも可能です。
→http://www.fifa.com/ballondor/puskasaward/index.html
ただし12月9日までの第一ラウンドで1回のみの投票が可能で、更に第二ラウンドの最終3候補に対しても1回だけ投票が可能です
候補の10ゴールの中には、日本のコンフェデ杯初戦で開始数分にブラジル代表ネイマールが放った、鮮やかなボレーシュートも含まれています(悔しいけれど!)
また今回は、女性のゴールも2つ含まれています。その一つはゴール真正面からの「矢のような」鮮やかなゴールです
まんぐーすのおすすめは、4月7日、ウィネーゼ(セリエA)所属のAntonio Di Natale選手による、強烈かつタイミングとコースもばっちりの左足ボレーシュートです
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