4月11日にマスターズ開幕と言うことで・・・
米国のプロゴルフツアーPGAに今期から本格参戦している石川遼が、マスターズを前にその思いを語っています。
度重なる予選落ち、特別招待枠でのマスターズ出場への厳しい批判、その他私生活や髪型への世間の目等、ゴルプ界のプリンスとして騒がれた頃とは異なる状況下、それでも「唯一にして最大の目標」に向かう若武者の思いをご紹介します
文言春秋4月号「ただマスターズ優勝を目指して」
●唯一にして最大の目標は「マスターズ優勝」です。少しでもこの目標に近づくため、米ツアー本格参戦を決断しました。マスターズに勝てる技術・力を身につけたいとの思いからです。
●世界と日本のゴルフには、大きなレベルの差があるのが現実です。3年前の国内試合で、最終日58という信じられないスコアでプレーしましたが、今振り返ると、未熟な技術でも日本では十分戦えたのです
●しかし米国のコースではあっさりと跳ね返されます。そこで2010年後半からフォーム改造を始めとする試みを開始し、試行錯誤の連続が始まり、勝てなくても仕方のない状態になりました。
●日本のゴルフ界に強い危機感を抱いています。本気で世界を意識し目指している選手が何人いるのか、日本ツアーだけで満足しているのではないかと。韓国選手との差も直視しなければならない
●米ツアー参加資格があるのは私一人。だから僕が日本のゴルフを変えていかなければ、背負って行くんだ、との思いは米ツアー参戦後一層強くなりました
●野球界には「日本の野球のレベルの高さを証明しに行く」と言ったダルビッシュ選手、サッカーには本田選手や香川選手など、世界で大活躍している選手がたくさんいます。
●私は「日本のゴルフのレベルの高さを・・」と今はとても言えない。香川選手の活躍で子供達が目標にするようになったように、僕もゴルフ界でそういう存在になりたい
●特別招待枠でのマスターズ出場には戸惑いもあるし、厳しい意見があることも知っています。現在の成績からすれば仕方ないこと。しかし嘆いても仕方がない。結果で評価を覆していくしかない
●後に続く日本人選手に道を開くべき立場です。今は厳しい状況ですが、来季のシード権を獲得するまでは日本には帰らない。退路を断って米国で結果を残すことが最優先です。
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普通の週刊誌やゴルフ雑誌ではなく、文芸春秋で語った当たりに決意の程が伺えます。
野球の松井秀喜の奥さんと石川遼の婚約者が、どんな人か写真が見たい・・・程度の関心でしか最近は見ていませんでしたが、応援したくなりました。
まんぐーすは年寄りなので、あの髪形にはちょっと付いていけませんが、インタビューによると「こだわりはなく、要望を出すこともなく、美容師さんにお任せ」し、ウェアと併せて「僕で遊んで下さい」と伝えているとのこと。
美容師さんじゃなくて、バーバーマークの床屋さんに行ってくれると嬉しいんですけど・・・。やっぱり歳とったかな。
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