米韓がネバダで核抑止演習

日本にも必要な演習ではないのか？
5日、定例会見を行った国防省のリトル報道官は、6日から米韓関係者による「朝鮮半島における核抑止机上演習」を実施すると発表しました。
リトル報道官は会見で・・・
●ニューメキシコ州のロスアラモス研究所に、軍事及び外交関連の関係者が米韓あわせて約40名が集まり、6日から「朝鮮半島における核抑止机上演習」を実施する
●同州の演習は今回が2回目で、第1回目は2011年に米戦略コマンド司令部で行われた。今回は核脅威のシナリオに対処する、抑止策を検討する予定である
●同演習は、2010年末に設立された米韓コミッティーで実施が合意されたもので、朝鮮半島における核危機への「同盟」としての対応を議論する目的を持っている
●両国からの演習参加者は、コンセプト、危機意思決定、更に核脅威シナリオに対処するための拡大抑止に必要な手段について検討する
●演習は、抑止への挑戦に対する共同研究や協力強化によって　韓国への抑止が信頼でき、能力を備え、永続的であることを示すものである。
リトル報道官の補佐官は
●北朝鮮の核開発や大量破壊兵器に対処する米韓抑止戦略の進展に資する演習であり、揺るぎなき韓国への米国関与を示すものである
●本演習は、北朝鮮が衛星打ち上げと称している事象をめぐる緊張とは無関係である
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「抑止演習」との言葉を頻繁に使っていますが、北朝鮮が核保有を盾に種々の外交的・軍事的な活動に出てきたときにどう対応するかについて、米韓関係者で「頭の体操」をすることだと認識してよいでしょう
ロスアラモス研究所はかつて核開発が秘密裏に核開発が行われた場所であり、人が簡単に近づけない極秘会議に適した場所と言えます。
北が核兵器を保有している可能性があるのですから、運搬手段の有無はともかく、日本も議論に加わる、又は米国と「核抑止」を議論する場を持ち、議論していることを公にして「抑止」の足しにしたいものです
「米韓が宇宙協力合意を」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2012-10-26
「韓国が副国防相会議を」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2012-11-10-2