中国とイスラエル国交20周年記念の海軍艦艇訪問

中国海軍の地中海・中東進出を象徴する出来事
Israel-Visit.jpg13日、中国海軍・北海艦隊所属の艦艇がイスラエル海軍司令部が所在するハイファ港に寄港し、5日間に渡る交流行事を開始した模様です
この艦艇訪問は、イスラエルと中国の国交樹立20周年記念行事の一環として行われた形になっていますが、中国海軍の中東や欧州での活動は、ソマリア沖やアデン湾での海賊対処活動参加を契機に活発化しています。 
13日付「Defense News」によれば・・
●イスラエル訪問の指揮官である中国海軍のヤン海軍少将は、先月17日、アデン湾で海賊対処活動を行うEU艦隊司令官司令官と仏艦艇上で会談している。
EU艦隊の報道官はこの会談後、「海賊対処活動に参加している多くの参加国艦隊は、恒常的に接触して協力要領を話し合っている。これらの意見交換が共同の効果を増幅し、地域の紛争低下につながると考えている」と成果を語った
イスラエルとの関係は・
●昨年5月、イスラエル軍のガンツ参謀総長が1996年以来初の中国訪問を行い、中国との関係強化を世界にアピールした。
●同時に、中国の地中海地域や中東への関心の高さを象徴する出来事となった
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断片的な記事ですが、中国海軍が外洋航海能力を高め、あわせて艦艇外交を強化している様子が伺えます
Israel-harpy.jpgKJ-2000.jpgイスラエルは自国産の武器売込みが出来れば、イスラム国以外であれば節操なく仲良くする国です。以前から早期警戒管制機システムを中国に売り込んだり、対レーダー兵器を売り込んだりとの噂が耐えない国です。
以前はもう少し米国がイスラエルを抑えていたような気がしますが、最近は自由にやらせているんでしょうか? 中国への武器売り込みは遠慮してほしいところです。

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