米韓軍事同盟は絶好調か

もしかして・・・将来2011年10月12日は、米韓同盟にとって記録に残る日になるのかもしれません。
ちょっと大げさかもしれませんが、米国防省のwebサイトは、12日にパネッタ長官が韓国大統領と韓国国防大臣を歓待する様子破格の写真4枚で紹介しています。
左上→国防省玄関で衛兵の出迎えを受ける韓国大統領
右上→パネッタ長官と共に、フロノイ政策担当国防次官、デンプシー統合参謀本部議長、4軍トップが韓国大統領を建物内でお出迎え
左下→韓国大統領と米国防省主要メンバーが一堂に会しての協議風景
右下→今度は場所を変え、パネッタ長官と韓国国防大臣のバイ会談
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もちろん、一国の大統領が米国防省をわざわざ訪れ、米国防長官と会談するのも儀礼上異例かとは思いますが、恐らく韓国大統領が気にせず会談設定を優先したのでしょう。
国防省での会談内容や成果について、一切説明がありませんが、推して知るべきでしょう・・・日本への無言の圧力かも。
koreaUSFTA.jpg米韓関係全体では、13日、ホワイトハウスで米韓大統領が会談。その後の共同記者会見で、米上下院が12日承認した米韓自由貿易協定(FTA)について「両国の利益になるもの」と歓迎しています。
最近米高官のスピーチでは、韓国と日本は同列扱いになってきており、韓国が先に言及される場面が増え、日本の地位低下が顕著です。
しかし、ゲーツ長官退任直前の日米2+2の写真とは全く異なる、韓国の扱いです。同盟関係の状況を端的に示しています。
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「2+2は震災モラトリアム」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2011-06-22
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追伸・・・
しかしこの米韓FTAは、米側に恐ろしく有利な不平等協定だとの指摘があります。
以下が不平等の内容です。「株式日記」より
以下、FTAの内容を記します。
01.サービス市場は記載した例外以外全面開放
02.牛肉はいかなる場合であっても輸入禁止処置は行わない
03.他の国とFTAを結んだら、そのFTAの有利な条件をアメリカにも与える(互恵待遇)
04.自動車の売上下がったらアメリカのみ関税復活出来る
05.韓国の政策で損害を出したら米国で裁判する
06.アメリカ企業が思うように利益を得られなかったらアメリカ政府が韓国を提訴する
07.韓国が規制の証明をできないなら市場開放の追加措置
08.米国企業にはアメリカの法律を適用する
09.韓国はアメリカに知的財産権の管理を委託する
10.公企業を民営化

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