映像:無人ステルス機試験

約2分半の映像は、ボーイング社が自社独自に研究中のデモ機X-45 UCAS(Unmanned Combat Aerial System)がセントルイスの同社施設内で地上滑走試験をしている映像で、13日付の「Defense Tech」が入手公開したモノです。
N-UCAS.jpgX-45はPhantom Ray UAVとも呼ばれ、約2年前に海軍空母用無人艦載機の試作を巡る競争でノースロップグラマン社のX-47B(左図:N-UCAS)に敗れたモノです。
両者の提案ともほとんど形状面で違いが無く、ボーイングのX-45も従来の戦闘機と同サイズで、近接航空支援や空中給油やISR任務もこなせる能力を持つようです。
X-45phantom_ray.jpgX-45は、今後NASAがスペースシャトルの輸送用に使用していたB747改良輸送機の背中に乗ってカリフォルニアのEdwards Air Force Baseへ輸送される予定(14日に移動したようです。写真左)で、順調にいけば来年初めには初飛行を行う予定です。
海軍がだめなら次は空軍なのでしょうか・・・・なぜこの時期に・・この映像が・・・
一方で、ノースロップグラマン社のX-47BもEdwards Air Force Baseでtaxiテストを行っており、12月中旬には初飛行を行う予定です。16日付「DefenseNews」記事より
X-47Bは海軍御用達の空母艦載をめざす試作機ですが、当初予定の2011年空母初飛行から、今では2013年まで計画が遅延しているようです。
長距離攻撃(LRS)システム構想
「序論:長距離攻撃(LRS)構想」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2010-10-25
「本論1:長距離攻撃(LRS)構想」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2010-10-26
「本論2:長距離攻撃(LRS)構想」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2010-10-26-1
映像は、X-45のものです

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