久しぶりに「おいしいもの」カテゴリーです。
今年の夏は暑く、冷えたビールが一段と身にしみたところですが、本日はこれからの季節に相応しい「日本酒」で参りたいと思います。(写真は七本槍の冨田酒造)
Holylandは日本酒に詳しいわけではありませんが、今年の夏、かつての学友に勧められて手にした近江の地酒「日本酒」がことのほか美味でしたので取り上げる次第です。
近江とは滋賀県のことで、昔は静岡あたりを指す遠江と対比して呼ばれました。近江盆地は昔から米どころとして知られ、琵琶湖に注ぐ清流との組み合わせでおいしいお酒が生まれたのは必然といえましょう。
新潟や秋田といった日本酒の「本場」とは異なりますが、最近は雪の多い東北北陸ではなく、日本酒の材料と水、更に暮らしやすさの観点から近江で酒造りに取り組む若い方が増え、「新興勢力」としての地位を固めつつあるようです。(写真は七本槍の古戦場跡)
能書きはこれくらいにして、お酒の紹介です。
多くの種類があるので難しいのですが、Holylandのおすすめは以下の2銘柄です。それぞれの銘柄に大吟醸から生酒や火入れまで複数の種類がありますので、お好みに応じてどうぞ。
●長浜市の冨田酒造「七本槍」
長浜市の冨田酒造は天文年間(450有余年前)の創業。全国でも屈指の古い歴史を有する酒蔵です。北大路魯山人が長逗留したことでも知られ、蔵には魯山人の手による扁額(「七本鎗」の文字)が掲げられています。
石川県の能登杜氏、中鎮夫さんを中心に造られるお酒は、味わい深くキレのよい辛口。戦国の野武士を思わせる骨太の田舎酒です。ここ湖北の地には無くてはならない地酒です
●東近江町の畑酒造「大治郎」
東近江町の畑酒造が数年前に立ち上げた新銘柄です。大治郎の特徴は、無濾過の原酒であるということ、そして生酒も通年販売されているということがあげられます。
原酒の持つ力強さと旨味が感じられ、化粧をしない酒本来の素朴な味わいが口いぱいに広がります。おもわず笑みがこぼれる、素直に美味しいと感じられる地酒です。
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銘柄を紹介したWebサイトとは別に、私にお酒を勧めてくれた学友のお店「小川酒店」からご注文いただくと、お酒を紹介してもらった恩返しが出来ます。
ご興味のある皆様、よろしくごひいきにお願いいたします。
浜大津 小川酒店→ http://www6.ocn.ne.jp/~k888/
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