印が中国国境へSU-30配備

これまた少し昔の話題ですが・・・
Su-30miIndia.JPG11日付「Defense News」がニューデリー発の情報として伝えるところ、インド空軍が最新鋭の多用途戦闘爆撃機Su-30MKIを自国北東部のアッサム州Tezpurに配備しました。
同じく中国国境沿いのChabuaにも、Su-30配備を意図して飛行場の整備が行われているとインド軍関係者が語っています。
インドは本年6月、3000億円以上をかけてSu-30を42機購入する計画を承認しており、2018年にはSu-30を計272機保有することになります。これでSu-30はインド空軍が保有する戦闘機の中で最も多い機種となります。
インド軍高官は、核兵器を搭載したSu-30は、空中給油することにより中国本土奥深くまで到達することができると述べたようです。
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Su30MKI.jpg
インドが戦闘機クラスに搭載可能な核兵器を保有しているに関しては自信がありません。
それにしても、明確に核を搭載して隣国の中央に到達できると発言できるインドはわかりやすい国です。
インド空軍とSu-30の実力ですが、2004年の米印合同演習で印Su-30が米空軍のF-15に圧勝し、インド空軍の実力とSu-30の性能に米空軍が驚愕したと伝えられています。
新興国は着実に実力をつけているのです。そういえば財団法人平和・安全保障研究所(西原正理事長)は5日、「F-Xの調達機種提言」を発表し、ユーロファイターを念頭に欧州機を3~4飛行隊、F-35を1~2飛行隊採用するよう提言しています。
こちらも益々熱くなりそうです。

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