英国も戦闘機削減へ

tornade.jpg2日付「Defense Tech」の記事は、英国新政権による厳しい財政引き締めにより国防装備品の「身の毛もよだつ削減」が計画されているとのBBCレポートを報じています。
英国のフォックス国防相は、新政権の方針を貫くため10-20%の国防費削減を検討しているとBBCレポートは伝えています。(写真はトーネード)
その示すところは・・・
●陸軍
全ての旅団と機械化部隊や砲兵部隊を対象とした削減
●空軍
120機保有のトーネード戦闘機とハリアー艦上攻撃機の(段階的引退)、海上監視機の廃止
●海軍
英国海兵隊と揚陸艦の削減戦略原潜の削減(4隻から3隻へ) 
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これらフォックス国防相が検討しているとされる削減案についてBBCは、「英国防相は、まず第一に英軍の海外でのプレゼンスをどうするかについて考える必要がある。英本土防衛のみを中心に考えるのか、地球上の幅広い紛争に介入する世界レベルの軍隊を維持するのかについて決断しなければならない」と報じています。
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更に「Defense Tech」は・・・
米国も今後年率4-5%の経済成長は望めないのだから、英国と同様の問題を避けられないのである・・・と締めくくっています。
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